日が落ちて一気に寒くなると日陰の場所は凍り始めまして、
帰宅途中、2・3回、1mほど横滑りしましてヒヤヒヤしながら帰ります。
四駆ですので、コントロールを失った場合はアクセルを踏むのが1番ですが、
下り坂だと加減が実に難しく分っていてもビンビンに緊張します。
山口県と広島の県境に岩国市がありまして、
今まさに在日米軍の再編計画で揉めに揉めてる街です。
先ごろ行われた市長選挙で現職の市長が選ばれまして、
米軍基地との共存に前向きな市長なのですが、
頭越しの海兵隊の一部編入には立場上も反対しなければなりません。
つまる所は国から振興策として多額の交付税を獲得しなければなりませんので、
吊り上げられるだけ吊り上げて最後は安全保障のために苦渋の決断で締めくくりです。
沖縄に偏りすぎている事は誰もが分っている事なのですが、
こと、自分の身に降りかかると恥かしげも無く追い払おうと反応するのは、
今に始まった事ではありませんし、日本中で見られる傾向です。
多分、苦渋の決断をする事になるでしょうし、
知事はもう直ぐ退任ですので、国と対峙して山口県のメンツを保っての花道です。
となれば知事選挙は海兵隊の編入問題が争点になります。
多分、岩国の方々も、県や国の行政担当者も事実上決まったと踏んでいて、
後はお決まりの政治ショーのなかでのやり取りになるはずです。
岩国錦帯橋空港の軍民併用開設もこの事が下敷きになっている気がします。
現実沖縄の負担を減らしていくことに反対する人はいませんが、
自らの負担が気に入らない・イヤだといういつものパターンです。
単純に見える形で負担を受けた誰にでも、
概ね公平にメリットを与えるような政策をやっていかない限り、
沖縄のみならず、全ての当事者間でこの問題は終わらない気がします。