2013/07/26(金)21:58
国益のゆくえ
東北の日本海側では雨模様らしく、
気象予報士がヒッパリダコで分かり易く教えてくれますし、
昔に比べ天気予報がより身近にエンターティメンとかしてる気がします。
悪いことではありませんのでドンドンやっていただきたいものですが、
どんなに進歩しても予想・予報以上の事は人類には出来ません。前政権時代からの懸案事項の一つであるTPPへの我が国の参加が決りました。
これからは守秘義務などで思うような情報開示がないと思われますが、
政府与党は国益を損なうような条約は結ばないとしていますが、
国益はその時の政府の思惑と諸外国の圧力でどうにでもなります。この事はもはや当たり前であり議論の余地はないのですが、
必至でロビー活動をする、主に一次産業からの突き上げが厳しくて、
最終的には補助金で国内の農林水産業を支える事になりそうです。通貨統合を行ってるEUですら農業の完全自由化は困難で、
農業国であるフランスの国家予算に占める補助金額は相当なものです。もちろんTPPが有利に働くような農業のあり方もあるでしょうし、
本来なら先に自立できる農家の育成に努めるべきでしたが、
今も継続中の減反政策で農業行政は疲弊させる事しか出来ませんでした。長きに渡り農業政策が機能せず、
無能状態の政府を支えたのは他ならぬ従事者だったりします。JAが阻止のためにあの手この手で触れ回っていますが、
悪い方の予想なら大体合う事が多く実に簡単ですが、
よい事の予想は非常に困難で、参加して当面厳しい環境が続きそうです。