二十四節季で言うところの大寒です。
酷寒のような気もしますが、昔の人が大きいと言う表現で、
この寒さを乗り切る知恵であり、自然に対する畏怖も表す気がします。
県内でも例年、大寒禊が執り行われ、
参加費を払ってまでも禊を行なう人が居るのに驚きです。
私などは考えた事もありませんし、AEDのお世話になる事、必至です。
私の履歴書では小沢征爾さんのNHK交響楽団とのいざこざの概要が分かりましたし、
私の生まれる前、半世紀以上昔の事なのに、
今もって両者の間にしこりがあることも驚きでして、
表現者と社会人のバランスを欠いた結果の見本のような話でした。
小沢さんの師匠のカラヤン氏の亡き後ベルリンフィル後任指揮者だった、
クラウディオ・アバド氏の訃報が入りました。
例によって何枚もCDを持っていますので、勝手に親しみを感じていました。
この人です。
[CD] クラウディオ・アバド(指揮)/ベストクラシック100 2: ベートーヴェン: 交響曲第9番 合唱毎日新聞の「近聞遠見というコラムを持っていた岩見隆夫さんも亡くなりました。
80歳・78歳ですので悲劇的な意味合いはありませんが、
亡くなられる方のほとんどを知ってる事が自らの老いを象徴してる気がします。
岩見隆夫さんのコラムは毎回ほとんど政界昔話でして
多分自分もこんな感じで昔話を囲い込むようになるのかと思うと、
がっかりする事が多かったのを思い出しましたが、
もっとも、この先、28~30年生き続ける自信も無いのが実情でした。