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テーマ:小学生ママの日記(28713)
カテゴリ:小学生
子育てって難しい。
子育てって自分の子供に限らず、人を育てるって難しい。 兄弟姉妹でも一人一人性格が違うもの。 同じ様に叱っても、その子によって、受け止め方が違う。 反発する子、バネにする子、聞き流す子、シュンとする子、 卑屈になる子、怯える子などなど。 叱り方によっては、その子の良い所を潰してしまいかねないですね。 ママ友と立ち話していて、話題に登った話です。 剣道クラブで気になる子がいるらしい。 最近元気がない訳は、ひょっとして、プレッシャーじゃないかなと。 活発で少々お口の悪いお姉ちゃんと、 やんちゃ盛りの弟に挟まれた、真ん中の三年生の女の子、。 私達が知る限り、優しくて大人しく、真面目で素直な女の子。 両親の薦めで始めた剣道。(ご両親は剣道未経験) 姉弟と共に稽古に来ている。 親御さんの気持ちが解らないではないけれど、「勝ち」にこだわる、 いや、執着しているように見受けられると。 確かにガミガミと怒鳴る姿をよく見かける。 お姉ちゃんの方はよくサボったりダラダラするので、 叱る理由は理解できるし、先生から指導していただいた点が出来てないと、発破をかけることもあるだろうけど、言い方がね~ 「アホかお前は~ボケぇ」 地域柄かなと思っていたんだけど、違うよね。 普段の会話からしてそうなら、お姉ちゃんのお口の悪いのも理解できる。 一方の親が叱れば、もう一方はフォローしてあげないと、子供は 逃げ場が無くなってしまう。 子供の性格によっては、「何クソ」と頑張れる子も居るけれど、 一生懸命頑張っていて、でも勝てない事をガミガミ言われ続けたら、 嫌になってしまわないだろか。 まだ低学年なんだし、高学年のお姉ちゃんと同じ事を求めては、どうかと思う。 先日の市民戦では、お姉ちゃんは入賞したけど、彼女は一回戦敗退でした。 子供は、誰の為に頑張っているんだろう。 誉められたいから? 勝ちたいから? ただ好きだから? 強くなりたいから? その子によって様々で良いはずですよね? クラブの先生の指導は、基本をきっちりと。 小学生の間は剣道を好きになって、勝つための剣道は 中学生になってからで良いのだと、そういった思いはなかなか理解されない。 勝つためだけの指導はしない。当たり前の事だけど。 低学年と高学年でも指導の仕方は違う。 高学年では基本を踏まえて、技の組み合わせを教わります。 打ち込むべき時も教わります。 それが身に付けば必然的に勝てるでしょうしね。 まだ体力や腕力の弱い低学年に、高学年と同じ事を求めては酷です。 練習量も違います。 他のクラブや道場と比べるものでは無いのです。 指導は先生にお任せして、親はフォローに回る方が良いのではないかと思います。 親は、子供が先生に叱られたなら、励まし、誉められたら一緒に喜ぶ。 親が先生の批判を子供の前でしたり、先生に指導方針の事で意見しては、 子供の為にならないし、クラブや道場が成り立たなくなります。 子供は、親が悪口を言った先生の教えに反発するようになります。 現に崩壊しかけた道場を知っています。 親が主役になってはいけません。 話を戻します。 ガミガミ言ってもはねのけるお姉ちゃんと違って、 彼女はシュンとしてしまったようです。 また(ママに)叱られるんじゃないかと思ってか、 お腹が痛くなっちゃったみたい。 それを「サボろうと思ってぇ(`∀´)」と怒鳴る。 ママ友が「風邪かもしれないから、無理させんでも」と制してくれました。 彼女が萎縮してしまわない様に、気に掛けていこうと話しました。 今夜、久しぶりにペコと一緒にお風呂に入った際に、色々と聞いてみました。 言葉遣いのことは、悪口を言ってる会話に入らないようにしているし、 早口や口の悪い子よりは、おっとりの子の方が気が合うらしい。 ペコだって、辞めたくなったり、辛かった事もあったけど、 高学年のお兄ちゃんやお姉ちゃん達が励ましてくれたよね。 高学年になった今、低学年に優しい言葉掛けてあげてねと。 「兄弟でも性格が違うし、その子の性格に合った接し方があるって、 ペコなら解るよね?」と聞いてみました。 先日の音楽会の練習で、友達のフォローを任されたこともあったので、 解ってると思って。 『あ~うんうん、解るよ』(ペコ) 「ひいき、とは違うのよ」 《ひいきしてる~何で○○には言い方が違うねん!》 と先生への不満をぶつけるクラスメートが居るそう。 ○○ちゃんは、少し発達が遅いかな?パニックになったり、 すぐに泣いてしまう子らしい。 『○○ちゃんには優しく言ったらなあかんねん、泣いてしまうから』とペコ。 引っ越してきた当初、こっちの言葉が怖くて、なかなか慣れなかったじゃない? ガミガミ、ポンポン言われて悲しい気持ち、解ってあげられるよね? だからと言って、いつも他人に合わせて貰ってばかりで、良いとは思ってません。 色々な性格の人間が居て、自分に都合の良い人ばかりを選んでは、 生きていけない。 誰にでも順応出来る方がいいけど、自分自身が強くないとね。 先ずは心を解放して、萎縮してしまわない様に。 相手を理解して、受け止める。 噛み砕いて消化して、身につける。 ペコはそうしたんだよね。 なかなか私達に不満をぶつけられずにいて、萎縮していたんです。 いつも親の顔色を伺って、自分の言いたいことも言えず、 ただ静かにじっとしていたんです。 実母が「自分の思いを声に出して言いなさい。言わなきゃ、 お母さんは解ってくれないよ。我慢ばっかりしてたらダメ!」 と背中を押してくれました。 ぶつけるだけぶつけさせて、私も悩みましたし、その上で、 思いを話しました。 だからかどうか解りませんが、辞めたいと言ってた剣道を、 今はすすんで通ってます。 何故先生が叱ったのか。 怒ったのではなく、指導なのだと。 言い方がきつく感じただけで、土地柄や職業柄であること。 高学年になって、レベルをあげるためには、何が必要で 自分に何が足りないのか。 ペコは、少しずつ理解していってるのでしょう。 ガンバレ!!p(^▽^)q 心優しい女剣士達!! 母達は、いつでも見守っているからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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