2004/05/10(月)03:07
アジア最終予選女子バレー/タイ戦
タイって、どんなバレーをするチームか未知数。しかも、柳本監督がタイのバレーを育てたというんだから不気味。日本人が携わった海外チームは、どこもアジアタイプの「拾ってつなげるバレー」を習得してるんだから・・・。
で、試合開始。
第1セットは吉原のクイック、栗原のバックアタックで好スタート。高橋のジャンプサーブでタイのレシーブを崩し、サーブポイントを含む5連続得点で突っ走る。タイのエース、セーンムアンを狙ってレシーブをさせ、スパイクをさせない戦略。2度目のローテーションでは、またも高橋のジャンプサーブが決まり、9連続得点。大友のクイック、吉原のブロード攻撃がタイをかく乱、25-10で先制した。
第2セットは、途中からコートに入ったセッター辻が上手いトスさばきを見せ、佐々木も軟硬自在のスパイクでタイに試合をさせなかった。25-14。
第3セットは吉原を休ませて、センターに杉山を起用。しかし、これをきっかけに日本はリズムが崩れ、反対にタイのプルームジットが調子に乗り出した。タイは巧みなレシーブを披露して、サイドアウトの応酬。結局、キーパーソンの高橋のセンターからのクロス、大友ブロードや栗原のスパイクで24-20マッチポイントになり、最後は杉山がブロックでシャットアウト、3-0のストレート勝ちを収めた。
第1セットを見届けて、「こりゃ勝てそうだな」と安心したのもあるんだが、7時~9時というと、満腹で眠くなるんよねぇ・・・(笑)んなもんで、2セット目の解説が短いのは、ちょい寝てしまったからなのでございます。
いや、でもね、吉原を下げてからの日本の乱れようはいけませんな。相手がタイだったから良かったようなもんで、他のチームなら、その隙をつかれて酷い目に遭ってるぞ。意外なところに課題が転がってるもんですな。