2006/09/10(日)00:34
敗北宣言
2週間以上前のこと。左足の付け根が妙に赤くなっていた。
まだ暑い時期だったし、下着のゴムの当たる部分でもあることから汗疹(あせも)かもしれないと思い、今まで以上に清潔にするように心がけていた。
ところが、今度は右大腿部に、直径1cm程度の赤い斑点のようなものが、幾つか現れた。
汗疹じゃなくて、虫か?
寝具は綺麗にしてたつもりやけど・・・。
とりあえず、一般的な皮膚疾患用の塗り薬を使って、様子を見てみた。
虫にやられたにしては、ほとんど痒みがない。
それよりも気持ち悪いのは、次から次へと赤みが現れるのだ。
大腿部が収まったと思えば、今度は上腕部の内側。
何だぁ、このしつこさは!?
まぁ、虫ではなく、体に何か起こってるのは間違いない。
他人様に感染する病気は薬で早めに治療するけど、そうでない病気は、いつも気合いで治してる私だ。
ナメんなよ~、私の免疫力を!!
拳を握り締めて、そんな「打倒!変な皮膚疾患!」を誓った翌日のこと。
お風呂に入るのに下着を取って、ふと、背後の鏡を振り返ってみてビックリ!!
お尻が、おいどが、おケツがっ!
お猿みたいに真っ赤っか!!
・・・・・・あ~、こりゃもう内科に行くしかないか?(ダジャレにあらず)
ん、待てよ? 内科でお尻をペロ~ンと見せるのか?
・・・・・・何かイヤ^^;
てなわけで、今がピークと無理矢理思い込んで、赤み発見から経過観察すること2週間以上・・・。
お猿のおケツではなくなりましたよ、ええ。やっぱ、あれがピークでしたよ。
でもね、まだ出るのよ、大腿部やら脇やらに・・・。
あかん、負けた・・・病気に負けた・・・(泣)
観念して、近所の内科の先生に診てもらうことに。
医「地図状のちょっと盛り上がった赤みが、あっちに出ては消え、こっちに出ては消え、って、
そんな感じ?」
私「そうです、そうです。もう2週間以上になるんですけど」
医「蕁麻疹やなぁ・・・普通でも10日間ぐらいは出るんやけど、2週間はちょっと長いなぁ」
私「痒みがなかったから我慢できたんですけど」
医「そうかぁ。じゃ、お薬出しとくからね。それと、注射ね!」
私「げ!」
医「今日は射った方がいい」
私「・・・・・・」
そう言われても、普通なら注射なんぞ断固拒否の私。
けど、このしつこい蕁麻疹にはいい加減、めっちゃ、かなりイライラしてた。
なもんで、「ち~とばかし痛い思いするぐらい、この際ええわい!」と。
看護師が待ち構える注射台の椅子に腰掛けると、先生が背後から
「お母さん、どう!?」
で、病状に変化はないだの、すぐそこのD病院に移っただの、話に夢中になってると、
ブスッ!
針を刺されていた・・・。
先生のおかげで、刺される前の恐怖を味わうことなく済んだよ^^;
これってもしかして、子供の予防注射の時に、動くおもちゃで気を引くのと同じ?(笑)
で、まぁ、注射と飲み薬のおかげで、翌日からどんどん赤みが引き、元の美しい肌に(笑)。
蕁麻疹はその7割が原因不明らしいけど、みんなからは「疲れとか、ストレスちゃうかぁ?」と言われた。
どうやろ? そうなんかな?
んまぁ、鬱陶しい蕁麻疹が消えて、とりあえずホッとしたっす^^;
余談だけど、注射が終わって診察室を出ようとする私に先生が、
「これ、あげよ」
受け取って見てみると、けろけろけろっぴのシール・・・。
先生にとって、私はいつまでも子供やねんね^^;
だったら、変な色気出して恥ずかしがらずに、ピーク時のお猿のおケツを見せりゃ良かったよ(笑)
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