2006/11/03(金)03:33
束の間
ついこの前、報告したのが、「母の尿管に入れているバルーンが取れた」ってこと。
今日、母のベッドサイドに行くと、何と、足元から見慣れた管が出ているのだ。その先には、これまた見慣れた尿蓄袋が。
驚いて、今日の担当看護師に聞いてみると・・・。
バルーンを外した当日、最初は順調良くオムツに排尿があった。
ところが翌日、排尿はあるものの、お腹がやけに張っているために挿管してみると、膀胱にかなりの残尿が。
それでも、その日はとりあえずオムツだけで様子を見ることに。
で、更に翌日。
またお腹が張っているために挿管してみると、1リットルぐらいの尿が出た。
これはいけないということで、再度バルーンを入れることになってしまった。
・・・ということらしい。
排尿も脳からの信号が必要で、重度の脳疾患になると排泄行為に影響が出ることが多いらしい。母ももれなく、その症状が出ているようだ。
束の間の喜びで残念と言えば残念だけど、脳幹出血は脳疾患の中でも特にダメージが大きい。しかも、母はその7割をやられている。だから、一進一退があって当然だろう。
信号が届くようになるのを、気長に待つことにしよう。