|
カテゴリ:ブッダ1967という人間
茨城県の北部の某所に、日本美術発祥の地と呼ばれている場所があります。そこに、
管理人が仕事でお世話になった大きな旅館があるのですが、1度宿泊してみようと 父上と2人ででかけました。 今回の待ち合わせは上野駅。 寝過ごすこともなく、上野駅からJR常磐線の特急“スーパーひたち”で向かいます。 クルマでの移動であれば、なかなか移動中にお酒は飲めませんが、今回は電車での 移動です。朝からビール三昧。 そして旅館に到着した頃には、すっかり酔っ払いの管理人。 この旅館、気を利かせて、男2人なのに特別室を用意してくださいました。 部屋が何室もある大きな部屋で、チョッと2人では持て余すほどの広さです。 さて、夕食の時間。 男2人の考えることはどうしようもないことばかりで、せっかく2人なんだから コンパニオンでも呼ぼうか、という話になり、2人ばかりお呼びいたしました。 別にとりたてて何をするわけではないのですが、これも社会勉強です。 夕食が終わり、さらにお酒を求めて男2名+コンパニオン2名は旅館のスナックへ。 さすがに朝から飲み続けているので、チョッと気分が悪くなった管理人。先に部屋へ 戻ることにしました。 が… この旅館、結構大きくて、構造も複雑なのです。酔っ払っていることもあり、迷子に なる管理人。トホホ さんざん迷ったあげく、部屋にたどり着き、ふとんに潜り込みました。 しばらくして… 大人しく寝ていたのに、 「ねぇ~ブッダちゃぁ~ん、もっと飲もうよぉ~」 と、ふとんに潜り込んでくるコンパニオンに起こされた管理人。オヤジの前で恥ず かしいじゃないですか。 はいはい。と、ばかりに起き上がった管理人。フと、胃袋から突き上げるイヤな気配。 ここから先は、かなり汚い話になりますので、そういう話に弱い方はご遠慮ください。 イヤな気配とは、アレのことです。そうです。ゲ○です。 慌ててトイレに向かう管理人。しかし、ここは悲しいかな特別室です。部屋が広い。 酔っ払っているため、どこがトイレか、よくわからなくなりパニック状態の管理人。 そして近付いて(こみ上げて)くるイヤな気配… 「ここかぁっ!」 と、ふすまを開けると………フトンの山。ただの押入れだぁ~っ! ドリフのコントかよっ!などとツッコミを入れている場合じゃないのに、1人、心の 中でツッコミを入れる管理人。 そうこうしているウチに、ついに限界点に… やっとの思いでトイレを探し当て、ドアを開けた瞬間、固く閉じた管理人のかわいらしい お口からピューッとイキオイよく噴出する物体(液体)。チョッとだけ壁にかかってしまい ました。 まさに人間ポンプっ! と、またまた心の中でつまらない解説をつけながら“そそう”をしてしまいました。 汚い話、おしまい。 この時の花代(コンパニオン代)。2名×2時間で約4万円也。 話はかわって観光ですが、この時は“野口雨情記念館”へ行ってまいりました。実は 管理人は、ここへ行くのは2回目なのですが、前回は詳しく中を見ている時間がなかった ので、再度見学に行きました。 野口雨情は、ご存知の方もいらっしゃると思いますが“七つの子”“赤い靴”といった 動揺を作詞された方です。 しかし、実はこの方、動揺の作詞をされる前は、かなり過激な反体制の詩を書いていた ようです。ついつい、過激な時代の詩集を買ってしまいました。 そして、この施設でもう1つビックリするのが、歴史資料館のようなものが併設されて いるのですが、そこにある“風船爆弾”の資料や写真です。 “風船爆弾”とは、第2次世界大戦中、日本軍がまじめに作っていた新兵器です。文字 通り風船に爆弾をくっつけて、アメリカ本土を爆撃することが目的です。 数年前に“風船おじさん”が風船にくっついてアメリカかどこかに行こうとして行方不明に なっていましたが、要はあれと同じです。現在でも飛行機の航路として使われている ジェット気流(いわゆる強烈な偏西風)にのせて、アメリカに爆弾を送りつける、といった ものです。 この“風船爆弾”の発射基地(?)があったのが茨城県の北部なのです。 今、考えると、かなりバカバカしい兵器ですが、現実にアメリカ本土で爆発したものも あったようで、唯一、旧日本軍がアメリカ本土を直接攻撃した兵器なのです。 でも、アメリカはB29、日本は風船。かたや原子爆弾、かたや風船爆弾。 …日本が勝てるわけがありません。 まぁ、興味のある方は1度行ってみてはいかがでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ブッダ1967という人間] カテゴリの最新記事
|
|