|
テーマ:癌(3547)
カテゴリ:カテゴリ未分類
病院に着くと車止めに知り合いが5,6人、ロビーにはさらに4人。
別に待ち合わせた訳でもないのに来ている。 今食事中(!!物が食べれるようになってる!)だというので20分ほど待つ。 その間にさらに3人増える。 3人ずつくらいで交代で行こう、と言うことになる。 驚いた。 大谷さんが上体を起こしている! 「ああ、ゴメンな、飯食ってる間待っててくれたんだ」と、笑顔で迎えてくれた。 顔色も、動きも、表情も、声の張りも全然違う。 何も言わなきゃ絶対今起きたばかりの普通の人だ。 今日は普通に笑顔で話が出来た。 芝居のチラシも渡して来た。 「来てもらわなきゃ困るよ!」と冗談交じりに言ったら、 「おお、そうだ、肥後の芝居あるんだったな、行かなきゃなあ」って。 ふふ、ありがとう、大谷さん。 その言葉だけで充分。 家族の方たちも笑顔を見せながら経過を話してくださった。 峠は越した。このまま上向きなら歩行訓練も近いうちに始められると医師も言っている、と。 よかった・・・ 時間のある人だけで少し呑んだんだけど、この前の沈痛な雰囲気はなかった。 皆笑顔だ。 あの人らしいよ、いつも人を驚かせることばっかりする。 さすがミラクル大谷だよ。 このまま完治しちゃうんじゃない? あながち、ないこともないよね。 でしょー?大谷さんだしなあ。 あの人のことだから絶対医者に止められても退院したら呑むぜ。 そしたら散々話して聞かせようよ、俺等がどんなに大変だったかさ。 だね、こりゃ奢ってもらわないと割に合わないよ。 じゃあ快気祝いは大谷さん持ちで。 ははは。 よかったよ、こんな話出来てさ。 ほんとほんと。 大谷さん、俺等待ってるから!! 絶対また呑むよ!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/09/26 08:06:08 PM
コメント(0) | コメントを書く |