☆10年のドラマ☆10年1月期ドラマ(パート2、続編物ばかり)《役者》 主演男優賞:福山雅治(龍馬伝) 助演男優賞:及川光博(相棒) 主演女優賞:菅野美穂(曲げられない女) 助演女優賞:深田恭子(まっすぐな男) 新人賞:朝倉あき(とめはねっ!) 《作品》 作品賞:曲げられない女 《寸評》 朝ドラ「ウェルかめ」…朝ドラの歴史上、近年まれに見る駄作だった。主人公にまるで魅力がなく共感が持てない。ままごとみたいな結婚。へきえきした。 月)「ハンチョウ~神南署安積班2」…パート1より良かった。続き物は安心して見られる。 「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命2」…同上。安心して見られた上、登場人物の成長も感じられた。医者物はやはり面白い。 火)「泣かないと決めた日」…いじめのドラマなんて見たくない。気分が沈む。1話でリタイア。 「まっすぐな男」…どこがまっすぐ?自分の気持ちにだけ真っすぐで彼女を傷つける最低の男。深キョンのトンデル役はよかったけど。 水)「相棒8」…及川光博演じる神戸尊がレギュラーになった初のシーズン。猪突猛進型の寺脇康文の亀山薫と違い、理知的な神戸は右京さんとも似たタイプ。2人の独特の掛け合いで楽しませてくれた。 「曲げられない女」…今期一番の佳作。最初は菅野美穂のヒロインに違和感があったが、だんだんと慣れて次第に応援している自分がいた。日テレのこの枠は当たりが多い。 木)「とめはねっ!鈴里高校書道部」…原作漫画そっくりな役者が多く楽しめた。ただ、手紙のことを原作と変えたのはちょっと。回数が限られているとはいえ、慎重に作ってほしかった。 「エンゼルバンク・転職代理人」…「ドラゴン桜」の続編。せっかくなら阿部寛をゲストで出してほしかった。ハセキョーの主演はちょっと無理。内容も最初はいいと思ったけど…。 金)「宿命1969-2010-ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京」…北村一輝のせっかくの初主演作ながら、彼の魅力が生かしきれていない。もっとぎらぎらどろどろした役にしてほしかった。 「ヤマトナデシコ七変化」…花より男子、野ブタをプロデュース、アタシんちの男子。過去のドラマの寄せ集め。即リタイア。 「サラリーマン金太郎2」…会社内のどろどろした勢力争いが中心でイヤになる。本来の金太郎は、サラリーマンの中で元暴走族が大暴れする痛快な話なのに、これは。リタイア。 土)「ブラッディ・マンデイ2」…話が荒唐無稽すぎて、どうにも…。真犯人は満島ひかり。無理がありすぎ。 日)「龍馬伝」…回を追うごとに面白くなってきた。龍馬役に福山雅治はどうかと思ったが、ハマってきた。面白い。 「特上カバチ!!」…堀北真希。無理にたばこをふかして悪女を気取っても全く似合わない。そもそも行政書士が弁護士みたいなことはしちゃいけない。クイズ形式の進行も斬新過ぎた。 10年4月期ドラマ(刑事物がやたらと多い) 《役者》 主演男優賞:内野聖陽(臨場2) 助演男優賞:大森南朋、佐藤健(龍馬伝) 主演女優賞:上戸彩(絶対零度) 助演女優賞:芦田愛菜(Mother) 《作品》 作品賞:(Mother) 脚本賞:(警部補 矢部謙三) 《寸評》 朝ドラ「ゲゲゲの女房」…久々に安心して見られる朝ドラ。しっかりした実話があるのがいい。 月)「月の恋人」…1話でリタイア。キムタクのものでは最短。話が時代錯誤。 火)「絶対零度~未解決事件特命捜査~」…上戸彩は器用すぎて損をしてると思う。刑事役もハマった。 「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」…映画と違って、毎回いろんな医療エピソードが出てきて面白かった。 「八日目の蝉」…面白そうだったが、バチスタの裏なのでそちらを優先した。 水)「臨場2」…パート1に続いてよくできた話で外しがなかった。 「Mother」…今期一番。最初はあり得ないと思ったが、ヒロインの過去が明らかになるにつれてストーリーにくぎ付けになった。 「ER13」…半分だけなので次で論評。 木)「同窓会~ラブ・アゲイン症候群」…なんとなく最後まで見てしまった。共感できる部分とあきれる部分と両方あり。 「素直になれなくて」…リタイア。ツイッターとSNSと勘違いしてないか。どこかで見たような話。 金)「警視庁 失踪人捜査課」…主役の沢村の影が薄すぎ。殺人事件が少なかったのは良かった。 「警部補 矢部謙三」…TRICKスピンオフドラマ。6話しかないのが残念。貫地谷しほりと鈴木浩介の2人が、TRICKに最初からいたみたいに違和感がなかった。 「ハガネの女」…吉瀬美智子の先生ぶり、意外にもはまった。ブラッディ・マンデイのテロリスト役より断然いい。 土)「タンブリング」…ウォーターボーイズ+ROOKIES、どこかで見たような設定も、男の新体操の面白さで引っ張る。 「チェイス~国税査察官」…怪物くんから切り替え。NHKらしく難しい脱税の話。ついていくのが精いっぱい。決してつまらなくはないのだが。 「怪物くん」…1話だけ見たが、悪くはなかった。大野智の妙にすかした怪物くんもありかとは思ったが、1クール見続けるほどとも思わず。 日)「龍馬伝」…非常に面白くて盛り上がる展開になった。龍馬より武市、以蔵の2人が良かった。 「新参者」…毎回、本筋と関係のない下町・人形町の人々の暮らしを暴く刑事。東野圭吾で期待したがちょっと微妙。 10年7月期ドラマ 《寸評》(評価に値する作品、役者なし) 朝ドラ「ゲゲゲの女房」…淡々と最後まで続いた。貧乏→成功のギャップが凄い。 月)「ハンチョウ」…第3シーズン。前の放送から近すぎる気もするが、結構面白かった。 「夏の恋は虹色に輝く」…意外に良かった。2世役者役のマツジュンの成長ぶりが伝わってきた。 火)「ジョーカー」…堺雅人が怖すぎ。無意味に人が死んですっきりしない。 「逃亡弁護士」…映画・逃亡者をモチーフにしてるけど、わざわざ逃亡先で事件に首を突っ込むのがリアリティーなさすぎ。リタイア。 水)「新警視庁捜査一課9係」…2シーズン見ただけだが、僕の中ではすでにマンネリ。 「ホタルノヒカリ2」…これは原作とは別物だしもはや雨宮蛍ではなく、綾瀬はるかの地そのもの。あほらしいドラマ。 「ER13」…レイが、まさか。衝撃的なラストとなった。 木)「警視庁継続捜査班」…イマイチ。木村佳乃の刑事がしっくりこない。未解決事件の解決が安易。 「GOLD」…野島伸司もさび付いたもんだ。まったく共感できず。1話でリタイア。 金)「崖っぷちのエリー」…西原の原作はきっと面白いんだろうが、ドラマにすると駄目。 「うぬぼれ刑事」…「君犯人じゃないよね」の焼き直しのような。1話1話はそれなりに面白かったが。 「熱海の捜査官」…1話完結式にしてほしかった。自己満足でドラマを作るな。 土)「ハンマーセッション」…詐欺師が教師にという設定がもう駄目。リタイア。 「美丘」…難病ものにはうんざり。リタイア。 日)「龍馬伝」…長崎編で、ようやく龍馬らしい活躍が出てきた。興味深い。 「GM」…東山が自分の趣味で作ってる。踊る必要全くなし。まじめな医者ドラマにすべきだった。 10年10月期ドラマ() 《役者》 主演男優賞:山田孝之(闇金ウシジマくん) 助演男優賞:吉田鋼太郎(ギルティ) 主演女優賞:戸田恵梨香(SPEC) 助演女優賞:富司純子(てっぱん) 《作品》 作品賞:流れ星 脚本賞:SPEC 《寸評》 朝ドラ「てっぱん」…「ゲゲゲ…」の後だったが2作連続で当たり。泣かせる展開が毎週見られて、結構はまった。 月)「流れ星」…予想以上によくできた切ないラブストーリー。結構良かった。僕の中では今期一番。 火)「フリーター、家を買う」…母親の鬱病、根性無しの主人公、それぞれがリアルで考えさせられた。 「ギルティ 悪魔と契約した女」…最初の殺人事件の動機が陳腐すぎてどっちらけ。こんなありえない話しか作れないのか…。 「闇金ウシジマくん」…漫画そっくりの山田孝之に凄みがあった。 水)「相棒9」…絶好調。人物関係が分かっているので安心して見られる。 「黄金の豚」…リタイア。詐欺師が汚職を暴くなんてありえなさすぎ。 木)「ナサケの女」…黄金の豚と似たような話だが、米倉涼子の演技が上だった。武田鉄也のおかまママも頑張った。 「医龍3」…マンネリ。医療をドラマで見せてくれるのはいいが、毎回信じられない展開が起こりすぎだ。遠藤憲一は良かった。 金)「検事・鬼島平八郎」…最後まで見なくてもよかった。政界の腐敗は一新米検事には荷が重すぎ。話がでかくなりすぎて失敗。 「SPEC」…超能力のある犯罪者が毎回出てきて謎解きが面白かった。会話もトリックのノリで巧妙。 「秘密」…リタイア。映画で見た内容を毎週見るのはきつい。 土)「Q10」…本筋より、サイドストーリーの友人たちの恋愛が気になった。アイドルドラマかと思いきや意外にも哲学的。 日)「龍馬伝」…無事終わった。新しい解釈などは取り立ててなかった。 「獣医ドリトル」…小栗旬はぶっきらぼうな役しかできない?動物ものなので楽しめたが。 |