住吉公園駅廃止
「日本一終電の早い駅」として親しまれてきた阪堺電気軌道「住吉公園駅」(大阪市住吉区)が30日の運行を最後に廃止となり、同日のセレモニーでは約250人の鉄道ファンらが別れを惜しんだ。 同駅は1913年開業。最盛期は1日200本近くの電車が往来したが、住吉-住吉公園間200mは幹線からはみ出した「盲腸線」であり、2014年のダイヤ改正で平日は10本に減少。平日は午前8時24分発、土日祝日は同32分発が最終電車に。昨年10月に廃止が決まった。利用者は平日で100人程度だった。 阪堺電車によると、約100m東に阪堺線の住吉鳥居前駅があるため、廃止後も大きな影響はない。103年の歴史がある駅舎や、構内のテナントは残るという。 __約30年前に乗っていますが、廃止前にもういっぺん乗っておきたかったです。残念。