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テーマ:特撮について喋ろう♪(4354)
カテゴリ:特撮系
この映画の主役はWでもオーズでもない。スカルだ。 そういう意味で、Wの最後の活躍を期待して見に行った人には拍子抜けだろう。 とにかく、スカル=鳴海荘吉(吉川晃司)がカッコよすぎる。他の2ライダーを完全に食っている。もちろん、前作「ビギン・ザ・ナイト」で荘吉は死んでいるので、娘の亜樹子にメモリーで過去を見せる形で物語は進行する。 とにかく、細部にまでこだわった三条陸氏の素晴らしい脚本が生きた。10年前の話ということで、TV本編にも出てくるテキ屋のおっさんも荘吉の協力者として登場。若き日の刃野刑事、子供の翔太郎。シュラウドとの関係。仮面ライダー1号へのオマージュとして、蜘蛛と蝙蝠の怪人。スカルになった経緯。 そして、娘に会えなくなった悲しい事情もしっかり語られている。Wの集大成として上々の出来だ。 それに引き換え、オーズパートはひどい。そもそも、鴻上ファウンデーションは何をやりたくてノブナガを蘇らせたのか分からないし、逃げた後はほったらかし。第2ライダー・仮面ライダーバースの設定もTVと合ってない。 そもそもTVのオーズ自体が、メダルを奪い合う私闘に終始していてちっとも面白くない。子供たちには多彩な変身が面白いかもしれないが、これが40周年記念作品でいいのか疑問に思っている。 最終パートのW&オーズ対コア、アクセル&バース対プテラノドンドーパントの戦いは良かった。しかし、いかんせん他の部分が長すぎた。 スカルに敬意を表して ☆☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月30日 16時38分46秒
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