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カテゴリ:旅行・お出かけ
茂原の牡丹園を出た後、まっすぐ帰るにはまだ早すぎるので、道の駅で買い物した後、長南町の笠森観音(笠森寺)に寄ってみることにしました。
ここは以前、ドライブの途中でふもとの駐車場までは来たことがあるけれど、夕方だったので参拝せずに引き返したことがありました。今回はリベンジになります。 坂東三十三観音の31番目。境内には巡礼の方も目立ちます。今はやりのパワースポットでもあるようです。若い人も多い。 駐車場から続く坂はゆるいはずの女坂。真ん中に手すりがあるけれど結構きついです。子供は勾配を気にせずどんどん上がっていきます。 うっそうと茂る木々。杉が多い。幹がものすごく太いし、枝の先は見えません。本当に山奥に来た感じです。 途中にある特に大きい3本が、三本杉=写真右。まだまだ中腹。坂は長いです。 その先には、霊木子授楠。クスノキの根元に空いた穴をくぐると子供を授かるとか。奈良の大仏みたい。とりあえずこういうものは、通ってみます。 ようやく入り口の二天門に到着。正面の観音堂を見てびっくり↓。 岩山の上にへばりつくようにお堂が立っているじゃないですか。 笠森観音は、奈良時代の延暦3年(784)、天台宗の最澄がクスノキの霊木で十一面観音を刻んで山上に安置し、開基したそうです。 観音堂は、平安時代の長元元年(1028)、後一条天皇の勅願で建立とか。後一条天皇と言ったら、藤原道長の時代。1000年近く前です。 建物は、61本の柱で支えられた四方懸造と呼ばれる構造で、日本で唯一の特異な建築様式。一回焼けて、安土桃山時代に再建したようです。重要文化財。 早速、登ってみます。かなり急な階段。それも75段もあります。子供は1段ずつ四苦八苦しながら登ってました。 一番上からはさぞや、見晴らしが良いはず、と思ったら、周辺の木々が成長しすぎて遠くはあまり見えませんでした。 それでも、ここまで登ってきた達成感で大満足。観音様や四天王、不動明王などを参拝しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月10日 01時19分44秒
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