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テーマ:プロ野球全般。(13428)
カテゴリ:野球
元広島カープのストッパー、故津田恒実投手(享年32、93年死去)の野球殿堂入りが決まった。
確かに記憶に残る投手だった。全盛期の球は凄かったし、脳腫瘍で若くして亡くなった悲劇性が、余計に津田という投手を記憶に残る選手にした。 通算49勝41敗90S、防御率3.31、セーブ王1回という成績だけ見たら、明らかに見劣りするが、野球殿堂は成績だけで選ばれるものじゃない、という意見もあるだろう。 しかし、それならば「競技者表彰」ではなく、「特別表彰」という形がある。こちらはプロ野球のオーナーやコミッショナー、アマ野球の発展に貢献した人などが受けるものだ。 あの大投手・沢村栄治も特別表彰だし、最近だと元西鉄の豊田泰光さんは選手時代の成績ではなく、評論家としての活動を評価されて06年に特別表彰された。 津田と同時受賞の広島のエース・北別府学は、沢村賞を2回獲って200勝も達成していて十分な実績だと思う。だが、津田は…。 3冠王のブーマー(阪急)が選ばれないのに、津田が選ばれる基準がよく分からない。 僕は、津田は野球殿堂(競技者表彰プレーヤーズ部門)に値する選手ではないと思う。殿堂の価値が下がる恐れさえある。 特別表彰だったら、誰も文句のつけようがない殿堂入りだったのだが、残念だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月14日 19時55分50秒
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