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テーマ:今日のニュース(1441)
カテゴリ:社会・事件
今上天皇陛下はきょう4月30日、退位される。平成は31年で幕を閉じてあすからは令和となる。思えば平成は決して「地平らかにして天成る」時代ではなかった。バブル崩壊に始まる経済の落ち込み、阪神大震災と東日本大震災に代表される数々の天災。オウム真理教事件など人心がすさむ大事件が続発した時代でもあった。
天皇陛下が雲仙普賢岳噴火の被災地を訪れて、被災者と膝を突き合わせて話をされたことは衝撃だった。非難も受けたが、天皇自らが庶民の側に降りてきて寄り添った瞬間であった。その後も被災地訪問を欠かさず戦争犠牲者の慰霊の旅を続け、皇室は昭和天皇のころよりも身近な存在になった。象徴天皇としての在り方を模索して、国民の信頼と敬意を得るに至った30年だったと思う。 江戸時代の光格天皇以来、約200年ぶりの上皇となられる天皇陛下。長い間お疲れさまでした。感謝の言葉しかありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年04月30日 19時02分18秒
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