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テーマ:今日のニュース(1441)
カテゴリ:社会・事件
皇太子徳仁親王が1日、天皇に即位されて令和の時代が始まった。気が早いようだが、次の天皇は敬宮愛子さまがふさわしいと考える。皇嗣になられた弟の秋篠宮さまは、新天皇陛下と6歳しか違わない。仮に令和が20~30年続いたとして、今回のように生前譲位されたとするとその時秋篠宮さまは70代半ば~80歳過ぎ。さすがに年齢・体力的に厳しいと思われる。愛子さまは現在17歳、高校3年生。3年後には成人になる。そのころまでには、はっきりと方向性を決めた方がいい。
現在の皇位継承順位では、秋篠宮さまの次は悠仁さまになるが、20年後は女性の社会進出はもっと進み、天皇の一人娘である愛子さまを後継者に、という国民の声が高まっていると思われる。伯父から甥への皇位継承より、現代では、直系の方がスムーズに感じられる。身近に父・天皇を見て、帝王学をじかに学ばれる機会が多いことも大きい。 現状の皇室典範では女性は天皇になれないが、過去8代10人の女性天皇がおられたこともまた事実である。奈良時代の孝謙・称徳天皇は女性皇太子になっているので、先例がないわけではない。女性天皇は中継ぎのように言われるが、必ずしもそうではなく、持統天皇などは専制君主として藤原京造営などの大事業を成し遂げている。 現在最後の女性天皇は、江戸時代の後桜町天皇(在位1762~1770)。200年ぶりの上皇の次は、250年ぶりの女帝を見てみたい気がする。後桜町天皇は上皇として光格天皇を教育係として補佐し、国母と呼ばれた方。 問題となるのはその次の天皇。愛子さまの結婚相手が旧皇族の男系男子でない場合、お子さまは男女関係なく女系になる。その時国民が愛子さまのお子さまを後継者にと考えるか、あくまで男系にこだわり、悠仁さまのお子さまを、と考えるかは、未来の国民の考えに委ねるしかないだろう。(これは愛子さま、悠仁さまが共に結婚して共に子供が生まれた場合の話である。配偶者が見つからない、もしくは子供ができないケースも十分考えられる。その場合は皇統断絶の危機はより深刻だ) ここまで皇族が減ったのは、近代になって側室制度をやめたこと、伏見宮系の旧皇族を戦後臣籍降下したこと、秋篠宮さまから悠仁さままで40年以上男の皇族が生まれなかったこと、また明治、大正天皇には成人した男兄弟がいないことなどいろいろあるが、一番の原因は少子化だと思う。したがって綱渡りの皇位継承が続いたとしてもこの問題は続く。いずれ行き詰まり、女系天皇を認めざるを得ないようになっていくのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年05月01日 07時53分27秒
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