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テーマ:映画ニュース(1424)
カテゴリ:映画
映画「鬼滅の刃無限列車編」が爆発的な大ヒットを続けている。僕も原作コミック既読のため、ヒットの理由は分かる。ジャンプ漫画の「友情・努力・勝利」を守りつつ、倒した敵にも情けをかける優しい主人公、スピーディーな展開、過去のヒット漫画から上手にアイデアを取り入れ、コロナ禍で娯楽が少ないこと、ハリウッドの大作も同様の理由で来ないこと(だから劇場を多数割り振れた)もある。アニメの映像美ももちろんあるだろう。当たるべくして当たったと思う。
とうとう興収259億円を突破して歴代ヒット映画3位の「アナと雪の女王」を超え、2位の「タイタニック」を抜くのも時間の問題、1位の「千と千尋の神隠し」に迫る勢いという。 しかし、いくら何でも大騒ぎしすぎなんじゃないか。テレビでもラジオでもLiSAの主題歌「紅蓮華」「炎」が毎日のように流れ、芸能人は「鬼滅の刃」のコスプレを次々と披露し、缶コーヒーやコンビニ、菓子や洋服などコラボ商品が街にあふれている。メディアによる押しつけがましい意図的なブームづくり。正直うんざりだ。 過剰な人気は作品にとっても不幸だ。「無限列車編」は原作の7、8巻の内容で23巻完結の原作の半分にも届いていない。一過性のブームになってしまい反動で一気に盛り下がり、映像が最後まで作られなくなる、そのことを危惧する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月26日 11時24分06秒
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