沖縄10世界遺産・斎場御嶽
沖縄県南城市にある「斎場御嶽(せーふぁうたき)」は琉球の王様が祭祀を行う拝所。首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産に指定されています。那覇市内から約40分、きれいな海を見ながら9時半すぎに斎場御嶽に到着。券売所のある駐車場からさらに500mほど歩いて、ようやく入り口です。大人1人200円。ここで映像の説明を受けてから入ります。しばらく歩いた後、御門口(うじょうぐち)から御嶽に入ります。ここから海の先には久高島が見えます。石畳の道を歩いていきます。 石畳の上が歩きにくい上、結構な急坂。かなりしんどかったです。最初の拝所、大庫理(うふぐーい)に到着。大広間の意味。 拝所には決して上がってはいけない。香炉などがあったら触ってもいけない。祈ってる人がいたら写真で撮ってもいけない。それだけ神聖なところです。途中大きな池があったけれど、これは米軍の艦砲射撃でできた穴に水がたまったもの。大きさにびっくり。歴史遺産に傷がつかなくてよかった。寄満(ゆいんち)は厨房の意。広い。そして、よく写真で紹介されるのがここ、三庫理(さんぐーい)。斜めの岩が三角形のトンネルを作り、その先に拝所があります。 光が差し込むと神秘的。拝所は3つあります。拝所の鍾乳石の真下に香炉があったりして、ここでいろいろな催しがあったんでしょうか。 見学を終えて、駐車場に戻ると海の青さが目に染みました。一番北の大石林山、南の斎場御嶽と、期せずしてパワースポット2カ所を訪れる旅となりました。