映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」
面白かったし、結構感動した。今の政治家がダメだからAIの偉人に任せるのもありか、と思ったが、最後の徳川家康の演説では、現代を生きる人たちが他人任せにしないで、しっかりしないといけないと考えさせられた。豊臣秀吉のような扇動政治家には注意という戒めもある(戦国時代はそれでよかったが民主主義の世の中ではそうはいかない)。偉人の再現度は高い。家康の野村萬斎は圧巻。秀吉役の竹中直人、土方歳三役の山本耕史と何度も演じている役者の起用もいい。徳川綱吉と徳川吉宗が「大権現様」と家康にひれ伏したり、織田信長の舞や見どころがいっぱいあった。女性の長井短の聖徳太子も違和感なかった。紫式部の観月ありさは言われないと分からないw。他北条政子、足利義満、坂本龍馬、石田三成、緒方洪庵が登場している。☆☆☆☆☆