カテゴリ:フレンチ仲間
昨日の続きになりますが、本当に 飼い主様には 残念で悔しい思いをされていると思いますが、早く 気持ちの切り替えが 出来るよう 祈っております。
さて、今回の事に関して 視点を変えて考えて見ます。 今回の事件は はっきり言うなら人災だと思いますが、 獣医だけを責めるのもバランスに欠けるかもしれません。 皆さんに、知って頂きたい事ですが、 一般的には、こういう出産という事実は、 通常の飼育であれば 起こらない訳で、 ある意味 意義(意思)をもって 交配させた結果であります。 人間の場合 出産に関し あらゆる精密機械で検査や命を守られ 産前産後も医療的に管理されています。それでも 胎児が死ぬ場合は多く 出産で子供が死ぬ確立も 現在の医学をしても全く無い訳では無いです。 犬の出産に置き換えた場合、まだまだ 人間ほどには管理されておらず ある意味 犬の出産は、母体や胎児の命を削った大イベントであり 無事に生まれてこないことも多々あるのだ!という覚悟が必要です。現に、パパも、自家繁殖にて7度の出産に立会い、3頭の胎児を失っています。 一生に一度しか出産しないで、無事産まれたという事実で 100% 他の場合も安全に産まれると思う、思い込んでしまうのは 間違いなんですね。 犬の出産は 胎児での死産、出産後の死、保育中の死、母親の世話中の死など 結構高頻度でリスクが大きいのです。場を踏む数にもよりますが 俄か知識で交配出産をさせて 悲しい思いをする事も多いという事を知って置いてください。増してや、経験者の場合でも、往々にしてこの手の事故は発生します。 今回の事は パパは人災だと思います。 それは、獣医の慣れと判断ミス。 飼い主の状況判断の甘さ。 この何れの認識も、今回の事故に繋がった原因になった のでないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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