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カテゴリ:どたばた生活日誌
職場に小さなジムがある。仕事前や昼休みのジムのロッカールームはとてもにぎやか。 そんなロッカールームでの同僚2人の会話。 「あ、靴下忘れてきちゃった。どうしよう。」ジムへの裸足入室は厳禁なのである。 「私、余分に持ってるわよ。どうぞ。」 それで一件落着。みんなでヨガのクラスに行ってしっかり背筋や手足をのばしきってご機嫌でまたロッカールームへ戻って来た。 さて靴下の返却について、先ほどの2人の会話が聞こえて来た。 「ありがとう。助かったわ。ところでこの靴下洗って返した方が良い?それともこのまま返してほしい?」 このひと言で私は驚いた。当然洗ってたたんで(もしかしたら小さなお礼グッズもつけて)返すでしょう。相手の反応がまったく普通なのにまた驚いた。 「どちらでも構わないけど。たくさん持ってるから急がないし。」 その後も2人の会話を盗み聞きしていた結果わかったこと。「洗って返す」と言って持って行ってしまって二度と戻って来ないというリスクがある。なので「洗わないでいいからそのまま返してほしい」という心理が貸す側に働くらしい。あるいは貸したことを忘れてしまう場合だってある。 靴下を借りた彼女は相手の心理を分かっていて、「私はきれいに洗って返したいタイプなんだけど、あなた私を信用してくれる? 笑)」 と最後に確認。貸した方も笑って「じゃ、急がないからよろしくね。信用してるわよ。」ということでアグリーメント成立になった。 靴下ひとつでエラい気を遣うものだと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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