ジャンプアップが必要です
ぶっきぃとダーリンにとってオアシスとも言える「えびすや(EBISUYA)」からメールが届いた。開店一周年とセールのお知らせ。1月29日からセールがあるらしい。これは行ってみなくては。さて、今夜も雪。年末からこれで何度目の雪だろう? おかげで外の写真をいつ撮っても真っ白でまったく同じように見える。1ヶ月前のハリケーンの翌日の写真注目してもらいたいのは、左にあるぶっきぃの愛車。テールランプが点きっ放しである・・・というか消えなくなってしまった。原因はハリケーンと直接関係無さそうだが、問題だったのは大雪ハリケーンの直後に症状が出てしまったこと。車のマニュアルを引っ張り出してきて、片っ端から設定をいじってみたけれど、テールランプは点いたまま。何でこのタイミングやねん? 何で私の車やねん?長年お世話になっている自動車修理の町工場のジムさんに電話してみたところ、「今日は無理です。明日の朝車を持ってきてください。」と、いつになく釣れないお返事。それもそのはず、暴風雪の後だから持ち込まれる故障車の数が尋常でない上に、エンジニアさんたちの出勤も滞っているという状態。バッテリーが上がったらどうしよう。心配だらけで就寝。翌朝みたらテールランプが消えていた。よっしゃ自然治癒したぞ!なんていう筈なし。バッテリーは空っぽでもはやセルモーターも1ミリも動かない。ダーリンがトラックを反転してくれて、それでジャンプアップさせることにした。ところが、フードを開けてバッテリーボックスを覗いてみてびっくり・・・。コンピュータのマザーボードみたいなものがあって、「このユニットを使ってジャンプアップしないでください」という注意書きまで見つかった。ハイブリッド車のバッテリーってデリケートっぽい。ジャンプアップをあきらめて、AAA(アメリカ版JAF:任意加入)に電話してみたところ、対処方法は次の2つ 1)それでも無理やりジャンプアップ 2)レッカー車で自動車工場へ牽引。しばらくして、レッカー車に乗ったお兄さんがやって来た。「牽引するつもりで来たけれど、念のためバッテリーボックスを見せてね」と言って、フードの中を見てくれた。ハイブリッド車のバッテリーには、絶対ジャンプアップできないものと、必要があればジャンプアップができるように端子が付いているものとがあるらしい。端子があった! プラスのみだけど。ジャンプアップはお手の物のAAA。マイナス端子(アース)になりそうな場所を試しながらジャンプアップ開始。10分くらいで車が息を吹き返した。レッカーに乗せてもらった写真を意気揚々ブログにアップしたかったのは本音なのだが、治ったのでそのまま運転してディーラーへ尻を持ち込んだ。なぜジムさんのいる町工場でなく正規ディーラーへ持ち込んだのかというと、保証期間内だし、どうも簡単に根本から治る気がしなかったから。前の日にマニュアルやら保証書を読み込んでの決断。ディーラーの修理ドックでしばしのお別れ相変わらずエンジンを切ってもテールランプは点いたまま。数日後に検査結果の連絡が来て、バッテリーそのものを取り替えなくてはならないことが判明。大変だ! ハイブリッド車のバッテリーは6,000~7,000ドルはするという。幸い保証期間中なのでその中で対応してくれて、代車も出ることになった。とはいえ、大雪の後の修理工場もレンタカー屋も、即効では対応してくれない。車が無いままで年末年始を過ごしたぶっきぃだった。