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カテゴリ:少女漫画
前回はちょっと切なさが残ったところで終了となりました。
さて18話は? 花乃は陽大が通っている花染高校に着きました。 何か皆、片付けをしているようなので、近くにいる人にもう学祭は終わったのですか?と尋ねてみます。 振り向いてくれたのは、(花乃のライバル?)入谷でした。 入谷はこれから後夜祭ですが、本校の生徒に限られていますと説明してくれます。 花乃は軽く「え?」と声が出ます。 すると入谷は、でも大丈夫です知り合いだから入っても・・・それとも呼んできましょうか?と言ってくれます。 花乃はお礼を言って、大丈夫と言ってから帰ろうとしたら、グラウンドにいますよと言って入谷は去って行きました。 いい奴だと思いながら、花乃はじゃあ、ちょっと覗いてみるかと思って行くと、薄暗くてもシルエットで楼良がグラウンドを見つめているのがわかりました。 花乃は入らないの?と楼良に声を掛けました。 すると、楼良は気が付き、挨拶をしてから、今からフォークダンスが始まりますよと話花乃に説明します。 楼良と話していると、「花乃」と呼ぶ声がしました。 グラウンドを観ると、陽大がもう一度、「花乃」と呼び、試合どうだった?と尋ねて近づいてきています。 その時、花乃は新保の言葉を思い出します。 「陽大さんだって、恋をしますよね?」 花乃は陽大は恋なんかしない・・・初めて彼が流鏑馬をしている姿を観て、神々しい光の中にいる神様に見えました。 神様は恋なんてしない・・・だから私は陽大を守る人になるんだと花乃は思ったのでした。 花乃が全く返事をしないので、近くに来た陽大は「花乃?」とどうしたんだという感じで声を掛けます。 やっと、我に返った花乃は楼良の方を見て、楼良と話していたと言おうとしたら、楼良は口に人差し指を当てて、内緒のポーズを作っています。 それを見た花乃は内容を変えて、団体戦は負けたけれど、個人戦は勝ったよと報告します。 陽大が喜ぼうとしたら、直ぐに花乃は雛さんがと言うと、陽大がそれを花乃がどや顔で報告すること?と尋ねます。 花乃はチームメイトだし、今日の雛さんの詰めを見ていたらそんな気持ちになるんだと説明します。 陽大はわかったから、そこから入れるから中に入ってこいよと誘います。 でも花乃は屋台が終わっているから、今日は帰るよと断ります。 陽大はこれからがいいところなのにと言って元の場所へ戻って行きました。 花乃は陽大が背を向けたのを確認してから、楼良にそこから入れるそうだよと指を指しながら教えます。 すると、楼良は「花乃・・・」と言いながら、フェンスに近づいて陽大を目で追うのでした。 花乃は会話、聞かれたのがまずかったのかなと思って、もう一度楼良を見ながら、陽大が選ぶ人なら受け入れたいと思います。 【感 想】 楼良の立場なら、陽大が「花乃」と声を掛けたのはショックですね・・・しかも何度も・・・ その上、自分の時は後夜祭は部外者は入れないと素っ気なく電話で断ったのに、花乃は入ってこいよと誘う・・・。 花乃が断ってもこれからいいところなのにと、少々未練を残して去る陽大・・・ 余りにも自分との会話と違うので、私だったら本当、悲しくなってしまいます。 花乃の方はまだ陽大を守る立場を貫いているのですね・・・。 陽大が選んだ人が楼良なら受け入れたいと思うとは・・・やはり、自分の胸の奥に恋心があるとは気付いていないのでしょうか? それとも信じたくない・・・。 花乃は自分を選ぶとは考えてはいないのですね・・・。 花に染む(3) (クイーンズコミックス) [ くらもちふさこ ] この後もなかなかドキドキハラハラするのですが、私に用事ができましたで、続きは次回にさせて頂きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.23 19:01:01
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