ワールド・トレード・センターご存知実話に基づいた、9.11事件についての映画。災害直後センター内に救助に向かう警官たちがビルの崩壊に巻き込まれ、生きるか死ぬかの瀬戸際に巻き起こる葛藤、そして生還の様子が描かれています。 この映画については賛否両論があるよね、と見に行く前によく聞いたけど個人的にはその「否」の部分がよくわかりませんでした。 考えてみたんだけど、「つまらなかった」と答える人は見に行く前から過剰な感動や演出を求めすぎたんじゃないかと。 そういうモノの求めている人には、この映画は少し物足りないものかもしれない。 この映画の大部分は「瓦礫に閉じ込められた2人の会話」! あとは少し遺族や父親、旦那様の生死が不明で戸惑っている人々も出てくるくらいで、これといってものすごい演出は本当にありません。 いきすぎた演出、感動がないだけに「リアル」な部分を垣間見れるんじゃないかなって私は思いました。 映画の中で、自分は生きるか死ぬかわからない。喉はカラカラだし、上を見ても少しの光、あとは幾重にも重なったガレキの山・・・これ以上ないほどの絶望の中、ほんの少しの希望にかけて頑張ろう、お互いには自分の帰りを待つ家族があるんだ・・って感じのシーンがあるんだけど、思わず「自分だったらどうするだろう」って考えてしまった。。 生きれるかわからない、体中の感覚がなくなってくる、寝たら間違いなく死ぬ、助かるかもわからないって状態に追い込まれたら・・・私だったら死を選んでしまうかもしれない。 だから「少しの望みにかける」って辛い選択をした2人の男を、本当に尊敬する。 私だったら無理だもん。 あの事件は本当に多くの人々の命を奪った悪夢のようなものだった。 けど、その最悪の事態の中で人々が見せた「団結」 スクリーン上でもそれを見た時は、本当に感動して涙が出た。。 あの事件を忘れないためにも、ゼヒこの映画を色んな人に見てもらいたいなと思います。 実話の悲劇に余計な演出、作られた感動話はいらない。 そうじゃない? それでなくても充分私は感動したけどなぁ。。 宗教絡みのこの話題は、私はまだまだ勉強不足なんで何ともいえないというか、軽々しく書けないのですが・・勉強すればもっと何か感じるものがあるんだろうな。 細部まで調べてから見ると、また見方が違うかもしれない。 そしたらまたこの映画を見ようと思います。 もう一つ「ユナイテッド93」って映画があるんだけど、その映画も。 ジャンル別一覧
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