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カテゴリ:自然と遊ぶ
日曜日。鳥越で「にじ文庫」を主宰するMさんちの、田んぼの稲刈りにお邪魔してきました。 自然農・無農薬無化学肥料の田んぼでは、稲と一緒に伸びている草も刈り取ります。いろんな湿地性の植物も一緒に束ねられた稲束は、まるで花束のような美しさ!稲刈りあとの田んぼには、イモリやカエルやバッタがわんさかいて、子供達は作業そっちのけで生き物探しに奔走していました。 田舎の兼業農家で育った私には、子供の頃、手で稲刈りをしてハサがけを手伝った思い出があります。でもいつからかコンバインが主流になって、ハサ場も消えて。そんな流れと同時に、小川はコンクリートで固められ、畦には草が一本もなくなり、私達が遊んだ風景はすっかり様変わりしていきました。今では稲刈りの手伝いといえば、コンバインから外した米袋をライスセンターに運ぶことくらい。昔に比べて随分ラクになった…と年をとった両親は言います。それは確かにその通りで、毎年私達の食べるお米の保証はしてくれていることは、何はともあれ有り難いことです。私は今までお米に不自由をしたことはありません。 日本人であるからには、お米は自分で作っていたい。そんな切実な思いが私の中にはあります。だからいつかは田んぼを自分でやってみたい。じゃあ、どんなふうに?? 今回出会ったMさんの田んぼの中に、その答えがあることを確信しました。こんな田んぼもあるんだ~…と、最初っから感動の連続なのでありました。 さて、作業のほうはというと、バインダー(刈った稲を束ねて麻ひもでくくった状態で処理してくれる!スゴイ!)で稲を刈り、束ねられた稲を軽トラックに乗せて、運んでハサがけする…といったもの。最初は戸惑っていたウチの子供達でしたが、2枚目の田んぼを刈り取る頃には、Mさんちのこっちゃんとも馴染んで楽しそうに作業をしていました。何より嬉しかったのは、軽トラックの荷台に乗れたことかもしれません。 稲束に埋もれて、走る荷台で感じる風。最高に気持ちいい~~!!私だって大喜び! 運んだ稲束は、Mさんの活動拠点である「にじ文庫」(保育所だった建物)の園庭の柵や古い遊具にかけて干されます。ジャングルジムがどんどんわらのお家になっていくのが、なんとも楽しいのでした。 お手伝い、というよりも、遊びに来た…という感が否めない私達でしたが、ほんとう~に豊かな時間を過ごさせて頂きました。帰りに車の中で、子供達が二人とも「楽しかった~、またしたい~」とニコニコ。 「ママももし田んぼやるようになったら手伝ってくれる??」とかなり本気の問いかけをしたら「ほんとにやるの~?」と疑わしい目つきで見る上の子。私がずっと「ヤギやニワトリを飼って森の中で暮らしたい」という夢だけを唱えて、なかなか実現していないことを見てきている彼の、スルドイ一言なのでありました…(汗)。 Mさんご夫婦、こっちゃん、ののちゃん、そしてMさんのご両親、本当にありがとうございました!! 最高に楽しかったです! 戻る フォトの削除 このページのトップへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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