楽天ミュージアムショップ
全1141件 (1141件中 1-50件目)
1 2 3 4 5 6 ... 23 >
空き地などでいつの間にか背の低い木が生えるなど、同じ場所で時間とともに植生が変わっていく遷移。はじまりはたとえば溶岩にあいた穴に樹木の種子が落ちて育ったり、火山灰地に先駆種が入り込んで徐々に土壌ができていく。
2017年10月02日
日本で帰化する植物は、人間の手により不安定となった土地に入り込んで定着したもの。本来の環境であれば、在来種に負けたり、風土にあわず、定着できる植物はなかなかいない。
2017年10月01日
ラン科の約7割が木に着生して生活している。もともと地上にいたが、木の上に進出している。樹上は水や栄養の欠乏にさらされるものの、植物同士の競争にさらされにくいメリットがある。植物はほんとたくましい。
2017年09月30日
塩水の生理的なストレスを受けながらも耐えて生きる植物もある。西表島や琉球諸島などで見られるマングローブの林である。耐塩性が強い固有の植物で構成されている。
2017年09月29日
水草は水環境の中で適応するために進化している。水中で光合成を行うために葉面から水中の二酸化炭素を取り込んだり、水底に固着するために根茎が発達した。
2017年09月28日
サボテンは、砂漠や熱帯雨林などで幅広く自生している。特に乾燥地域への適応力がすごい。茎は球形や太い柱状で、貯水機能が高い。とげは葉が変化したもので、蒸散を防いでいる。
2017年09月27日
礫や岩の多い高地では、短い生育期間で、花が咲くコマクサやタカネスミレなどの植物や、ヒマラヤの4000メートルを超える高山地帯では、極寒の気候に耐えるために、綿毛をまとうセーター植物などの珍しい形の植物が見られる。
2017年09月26日
植生は、気温と降水量でおおよそ決まる。赤道付近から南北の極に向け、気温の低下にともない変化する植生分布を、水平分布、低地から高山にかけて気温の低下にともない変化する植生分布を、垂直分布という。ともに気温の低下にともなう変化で、似た配列になる。また、降水量が多いと森林、少ないと草原や砂漠になる。
2017年09月25日
植物は動物と違い動くことができないので、その地域の環境と固く結びついている。ふつうはたくさんの種類のたくさんの個体が、同じ場所に生活している。ある地域に一緒に生活している植物の集団を植生という。
2017年09月24日
日本庭園は、自然風景式庭園。池泉式、枯山水、露地がある。一方で、自然の素材を幾何学的に加工して、左右対称など自然界には存在しえない空間に整えた整形式があり、ヨーロッパでは主流。
2017年09月23日
ここの特徴は、城の防備も備えていること。外周が3メートルの堤で囲まれ、矢竹などを密生させている。中には、水田や果樹園もあり、備蓄食料の生産も行っていた。
2017年09月22日
千年にわたる日本庭園文化の頂点にある。特に、石の使い方がポイントで、1700個あるといわれる飛び石が庭に動きを与えている。
2017年09月21日
信長の弟で利休の門人が設計した茶室、外に露地を再現。茶室の間取りは、客座用の二畳半と点前座用の一回り小さな畳一畳分のスペースからなりその空間に床の間や炉がある。
2017年09月20日
一滴の水も用いずに、砂や石で自然の水の景観を表す。鎌倉時代に入ってきた禅の隆盛により発展した形式。水とは直接関係ない場所でも禅僧が自然の中にいるかのように修行に集中できる場所として広まる。
2017年09月19日
雲龍院の坪庭は、観音石のみが置かれた小庭。坪庭は、私的な空間として鑑賞される。
2017年09月16日
浄瑠璃寺は奈良との県境にある。ここの庭園は、大きく3つの要素に分かれている。中央の、宝池と、三重塔と阿弥陀堂があり、現在、過去、未来の世界を形成している。
2017年09月15日
多くの景勝を集めてそれらをそっくり縮めたことに由来。中央部に南北に渡された中国風の石橋は西湖の姿に似る。
2017年09月14日
アメリカでもっとも有名な日本庭園。約5万坪の敷地に枯山水庭を中心に6つの庭園が配置。庭園の眺めは絵画のようである。
2017年09月13日
参勤交代で通る東海道の名所を随所に再現した細川家の庭園。園内で目に付くのが円錐型の築山。これは富士山である。麓の流れは大井川を表す。参勤交代制度で、江戸と国許を行き来したときの光景を模した庭園。
2017年09月12日
イスタンブールの市場に並ぶ色とりどりの食材は、目だけでなく、におい、香りもごちそうである。山積みのシナモン、バラのつぼみ、金色のぶどう、クルミ、ドライフルーツ、などなど。それと、果物は、リンゴ、ザクロ、パイナップルなど。トルコ料理の博物館である。
2017年09月11日
北インドのカシミール地域。他の地方に比べ食材は少なめ。スパイスも多くないが肉は豊富。とりわけラム。ラム肉をトマトとヨーグルトで煮込んだシンプルで味わい深いカレーがある。これがカシミール料理の定番。
2017年09月10日
日本人は、米には穀霊が宿っているという考え方が古くからあるので、真っ白のままの状態で食べる。ほかの料理は添加物など使っても、米はふつう何も入れないし、加えないし、そのほうがおいしく感じる。日本人は素材が持つそのままの味を好む。それを育んだのは変化する季節で、旬の味が十分おいしいことをよく知っているから。
2017年09月09日
味がよく食べやすいのは3分の2の水を含んだご飯である。人間の体もほぼ3分の2が水で、含有比率が同じだからといわれる。炊き方ははじめちょろちょろ中くわっくわ親は死ねとも蓋とるな
2017年09月08日
日本人は生のままの味を好むと言われる。平安時代の貴族たちは「めぐり」という調味料を、副食物にかけて味を調えてから食べている。めぐりは、醤、塩、酢、酒がある。はじめから味がついているのは汁物ぐらいであとは調味料でめいめいが好みの味を付けていた。
2017年09月07日
陣中の食事スタイル飯のまわりに、魚や塩、醤、豆、野菜、海藻と酒が献立。携帯に便利な加工食品が揃えられている。
2017年09月06日
伊達政宗が仙台に築いた青葉城下に、大規模な日本初味噌工場がある。政宗は味噌汁は毎食欠かさずとっていたらしい。朝鮮出兵の際、大量の味噌を持ち込んだものの、この仙台みそだけは少しも変質せず味も美味だったらしい。
2017年09月05日
清少納言の枕草子の中に書かれた生活文化。正月の7日は、雪間の若菜摘み青やかに、とあり若菜を摘む日とされている。中国から伝わる七草がゆの起源。早春の若草はビタミンCの供給源として重要。
2017年09月04日
乱世には乱世にふさわしい食べ方が、能力をパワーアップする食べ方がある。足軽や武将たちが食べていた玄米など、実は知能向上食でもあった。ケーキやパンは、一気のパワーは出せるが血糖値が急降下、すぐに力が抜けてしまう。
2017年09月03日
世界の料理は新たな試みでいろんな料理があるけれど、その一方で、フランス料理や日本料理のように厳選されt素材と、美しい盛り付け、テクニック、決まった手順を何度も繰り返す技量、その変わらない方法で、芸術のような料理もある。
2017年09月02日
イタリア料理の南北の違いは油。ヴェネツィアやミラノなどの北部は、オリーブオイルでなく、代わりにバターが使われていた。この違いが料理に変化を生んでいる。
2017年09月01日
ニューギニアなどで、今でも旧暦の8月15日の夜の満月に、サトイモを食べる行事がある。日本の月への供え物の習慣は、ニューギニアと同じで古代サトイモ文化が縄文時代に渡来したのではないか。サトイモは稲作渡来前に日本に入り、主食に近い重要な食料の歴史がある。
2017年08月31日
フランス原産のぶどう、この果物は世界中の適した環境で育てられ、多種多様にある。また、ワインは、同じ品種からまったく異なる味が生み出されたりもして同じくいろいろある。そうなると、料理の味も世界各地でいろいろありそうで興味深い。
2017年08月30日
なぜ「盛る」なのか。古代から器の上に山成りに高く料理を盛ることで山を出現させ、空腹という生気の衰えをその作り山の神の力でいやし、蘇らせていた。盛るは山を作ること。戦国武士たちの飯も高盛りで食べていた。
2017年08月29日
ウナギは、中国でも、ヨーロッパでも食べられているが、かば焼きは日本のみで江戸っ子が開発したと言われます。かば焼きのタレは、もとは醤油と酒でしたが、蒸すようになり味醂も使われるようになりました。その結果、味や香り、照りが飛躍的に良くなったということです。
2017年08月28日
日本人は今から3000年ほど前の縄文時代に稲作が渡来してきてからずっと、コメが主体の淡水化物をカロリー源とする食生活を続け、和食文化をつくり上げました。コメを主食に大豆中心の豆類がつき、季節により変化する野菜、山菜、近海の魚、貝類が組み込まれていきます。欧米の肉や脂肪を主なカロリー源とする食生活とは異なりました。
2017年08月27日
縄文時代、人は、その季節の芽や実や海にやってきたもの、つまり旬のものしか食べていない。旬のものを次々たべることで、自分の体調を季節の変化に適応させ、生命力を維持してきた。
2017年08月26日
歴史を遡って、宇宙について何も知らない時代の世界の人たちが考えた宇宙は共通のものが何かしらあるようです。よく似たモチーフが世界に見られます。太古の昔から人間の考えることはみな同じで、心の奥深くには共通の宇宙観がありそうで、館内で見る人類の歴史のそれらに興味が持てます。
2017年08月25日
小さな子供のように、天体の動きを納得するまで観察や考察をします。はじめは神様のおぼしめし?と思ったり、占いに使ったり。そしてコペルニクス、ケプラーらが登場します。ガリレオも登場し、太陽という大きな星の周りに小さな惑星が回るのは自然なことだとわかります。
2017年08月24日
星座の起源は、メソポタミアにあります。現在のイラクで、チグリス、ユーフラテスの2つの川の流域です。この地域は、定期的な川の増水を利用して灌漑が行われ、高い農業生産力がありました。私も現在農業をやるようになりましたが、農作業をする人にとって、種まきの時期や収穫の時期を知ることは非常に重要なことです。それを知る目安として、頭の上にある星空はとても便利でした。
2017年08月23日
星空について文化や歴史について学びたい。古くから、星空は人々の生活と関わりがありました。そのエピソードを知るために、ミュージアムへ出かけたい。
2017年08月22日
惑星は、星座の中を毎日少しずつ移動しています。金星はほぼ九か月ごとに夕方の空と明け方の空に交互に現れます。木星は12年で空をぐるりと一回りします。
2017年08月21日
毎月1日をついたちと読んでいますが、これは「月立ち」が訛ったもの、本来は、朔日を意味する言葉でした。
救急車のサイレン音のように、その星が近づいているのか遠ざかっているのか判断、光の色は近づくと青く、離れると赤くなります。ドップラーシフトと言います。
2017年08月19日
ガリレオは望遠鏡を天に向け月面の観測、太陽黒点の観測、金星の満ち欠けの観測、木星の四衛星の発見をしました。
2017年08月18日
1.宇宙を感じる、楽しむ。2.(世界の)星の文化に親しむ3.宇宙とはを知る4.望遠鏡を知る5.星座を見つける6.星空ガイドを聞く(自分もなったつもりで)近くのミュージアムに通うのが良いと思う。
2017年08月17日
日本では月のウサギは餅をつきます。これは稲作文化の変容といわれます。中国では薬をついています。この薬は不死の薬。多くの民族にとって月は不死再生の象徴。死んでよみがえる月の生命力は非常に強力でした。
2017年08月16日
太陽系は世帯、地球は家族星団は団地、太陽は星団には入りません。銀河は都道府県。
2017年08月15日
織女と牽牛は死に別れた夫婦、普段は決して会うことはできません。境に川が流れています。そこは異界で、その境界に天の川が流れます。1年のちょうど真ん中の満月の日、この時期だけは異界との通行が可能になると信じられていました。神が来て、帰っていくのがこの時期。禊や墓参りなどの神迎え行事、精霊流しなどの神送り行事が行われます。
2017年08月14日
古代、天の川は地上の大河に例えられる例が多かった。エジプトは、天上のナイルインドでは、天上のガンジス、中国では、天河
2017年08月13日
2世紀ごろの中国・後漢の時代のこと。3~4世紀に織女と牽牛が1年に1度だけ会うという星伝説が登場します。その後民俗行事が盛んになります。
2017年08月12日