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2019/12/06(金)22:15

陸軍伍長 横井庄一

頭  出  し  小  説  等(110)

​​​  ​​陸軍伍長 横井庄一​​ ​​​   ​  ​​    その28年間のグアム島生活記録        まえがきほか​(抜粋) ​​​  「グアム島で元に日本兵らしきもの発見」---この第一報が   テレタイプで送られてきたのは、昭和47年1月24日の深夜である。   すでに朝刊の締め切りはすぎていた。   戦争が終わって、もう27年になる。   ”最後の日本兵とさわがれた伊藤正さんと皆川文蔵さんが、同じ   グアム島で発見されてからでも、すでに12年の歳月が流れていた。   「まさか・・・・」   と、はじめはだれもが半信半疑だった。   しかし、時間がたつにつれて、つぎつぎと新しい情報がはいる。       日本兵生存のニュースは、まぎれもない事実となった。   翌日の夕刊は、各紙とも、陸軍伍長・横井庄一さんがグアム島のジャングル   の中で奇跡的に生存し、救出されたニュースを一面トップで伝えた。   この第一報が流れたのと、サンケイ新聞社がこの本を刊行を決意したのとは、   まったく同時であった。 即日、特別取材班が編成され、迅速かつ周到な    取材体制をしいた。   「陸軍伍長」横井庄一さんが、「一市民」として、故国日本の土を踏んだ    のは、2月2日のことである。   じつに31年ぶりの帰国であった。   南海の孤島のジャングルの中で、まったく人目をさけ、孤独と戦いながら   生きつづけた28年間の物語は、いかに異常なものであっただろうか。   とくに、その28年間をささえてきた精神力、生命力は、どこにその   秘密があったのだろうか・・・・   昭和19年8月10日ー  「明11日最後のノ決戦ヲ決意ス」という電文を最後に日本軍グアム島   守備隊は、いっさいの消息を絶った。   その日から、陸軍伍長横井庄一さんの長いながい逃亡生活が    はじまったのである。そして、昭和47年2月2日ー   横井庄一伍長は、31年ぶりに、故国の土を踏んだ。   「恥ずかしなが生きながらえて帰ってまいりました」と   繰りかえしながら・・・・   著者:産経新聞・フジテレビ特別取材班   昭和47年2月24日 1刷​​​​​​

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