2023/02/07(火)16:02
先 祖 を 知 っ た 男
先 祖 を 知 っ た 男
いったい自分の命はどうしてあるのか?
命の存在について考えたことがあるだろうか?
生きているだけで何も考えたこともない
そういう人が多いのではないでしょうか?
過去の人には会うことはできないが
名前や生死などは戸籍でわかるのです
その人の妻・兄弟・子・孫の状況も
大体はわかるのである
男は過去の先祖たちの戸籍を収得して
自分が生きている絆を探ることにした
そして父方の祖父母、曽祖父母、高祖父母の
状況を知るため戸籍を取り寄せたのであった
ああぅ~ 高祖父母は ~
江戸時代の幕末に生存していた!!
天保( てんぽう )時代なのか・・・
自分はこの人たちとつながっていた
今の自分があるのはこの人たちと・・・
先祖を知ったことはまさに驚きであった
先祖の人の暮らしぶりどうだっのか?
推測で思い浮かべるのであった
そして男は心をこめてみんなに言った
「 あなたは先祖を知っていますか?? 」
「 曾祖父母・高祖父母は知っていますか?? 」
「 知らないのなら是非知るべきですよ!! 」
いま自分が生きているのは連綿として続く祖先の
人々の命があったからだと男は感謝するのだった
ああ~ 生きている人にはそれぞれの先祖がいる
先祖代々のお墓もきっとあるのだと思うが・・・
草が生い茂り荒れ放題のお墓もある
ああ~ 悲しいことだなぁ~
みんないつかは死んでいくのだが・・・
命がなくなったらどこへいくのだろうか?
男はそんなことに思いを寄せるのだった
自分もいずれは祖先の人になるのかぁ
ああぁ~ わが命も祖先の人になる!!
生前整理も必要だなあ~
男はそう思うのだった