2007年F1第4戦のスペインGPは、現地時間(以下、現地時間)11日
にスペイン・バルセロナのサーキット・ド・カタロニア(1周4.655km)で開幕し、
2日目の12日、午後2時(日本時間:午後9時)より
決勝レースのスターティンググリッドを決める公式予選が行なわれた。
フェラーリのフェリペ・マッサが激戦の予選を制し、
3戦連続でポールポジションを獲得している。
午前に引き続き青空が広がるサーキットは、
気温27度、路面温度48度のドライコンディション。
Q1(1次予選)からフェラーリとマクラーレンがトップ争いを演じ、
Q3(最終予選)終了までポールポジションが予測できない接戦となった。
F.マッサは母国グランプリに臨む王者フェルナンド・アロンソを
僅か0.030秒上回り、1分21秒421で3戦連続自身6回目のポールポジション獲得。
今季ここまでの全4戦で、フェラーリがポールポジションを手にしている。2番手はF.アロンソ、3番手にフェラーリのもう1台、キミ・ライッコネンが入った。
マクラーレンの新人ルイス・ハミルトンは4番手。
日本勢でQ3まで進んだのは、前戦に引き続きトヨタのヤルノ・トゥルーリ1台の
みとなったが、J.トゥルーリは今季最高の6番手と好位置につける。
SUPER AGURIは2台ともQ2(2次予選)まで進んだものの、
佐藤琢磨はセッション半ばにコース上でマシンを止め13番手、
アンソニー・デビッドソンも15番手とQ3進出はならなかった。
Hondaの2台もQ2止まりとなり、ルーベンス・バリチェッロが12番手、
ジェンソン・バトンが14番手。
トヨタのラルフ・シューマッハは17番手で、
今季初めてQ1(1次予選)で脱落している。
注目の決勝レースは、13日の午後2時(日本時間:午後9時)より行なわれる。
国産勢の活躍に期待したい。