246372 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

分太郎の映画日記

分太郎の映画日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

分太郎1999

分太郎1999

カレンダー

お気に入りブログ

裕次郎の名演技に注… モイラ2007さん

三浦研一のブログ … 彊人さん
masalaの辛口… マサラ0517さん
こぶたのベイブウ映… こぶたのベイブウさん
LOVEBEER便り LOVEビアさん
2007.06.01
XML
 話題のTVドラマ『24 -TWENTY FOUR-』において主人公の娘役を演じて大ブレークしたエリシャ・カスバート主演のサスペンス映画。
 一ツ橋ホールの試写会にて一足(かなり)先に鑑賞。

 『キャプティビティ』 評価:☆☆☆

 エリシャ・カスバートの出世作『24 -TWENTY FOUR-』は、じつは今年のGWにようやく、シーズン1とシーズン2を見た(シーズン1は、自分自身への話題として、気合いを入れて一気見をした。朝10時から翌朝の5時までかかった… ^^;)。
 確かに面白いことは面白かったけど、結構、場当たり的な展開が気になったかな。
 それで、結構、彼女のことは気に入っていたので、映画・スクリーンで主演作を見てみたいと思っていたので、今回の試写会は純粋に嬉しかったりする。

 実は今回の試写会で鑑賞したのは、幻のバージョンとなりそう。

 そもそも6月に日本公開予定だったが、製作者の意向で、再撮影、再編集を行い、全米での公開が延期になり、日本での公開も秋になるとのこと。
 劇場公開されるのは、「更に衝撃的なシーンをふんだんに追加した“最凶”バージョン」とのことで、期待して待ちたいと思う。

 とはいえ、この手の、プロデューサーによる“改変”が入った作品よりも、得てして監督・脚本家のオリジナルの方が良い場合が多いので、さてどうなるかと不安はあるが、確かに今回上映されたバージョンでは物足りないのも事実。

 大ざっぱに物語は、人気モデルのエリシャが誘拐されて、どこかの部屋に監禁されていて、隣の部屋に同じように監禁されている男性と何とか脱出を謀ろうとする前半、途中からは犯人の正体が観客に明かされて、その犯人との駆け引き・対決になる後半に大きく分けられるが、犯人の正体の意外性が低く(出てきた段階で分かってしまったし)、サスペンスとしても今ひとつ盛り上がっていない。なにより、全体を通しての緊迫感がない。
 (人によって評価は違うが、緊迫感に満ちた『13/ザメッティ』を先週見ていたりするので、私的にはなおさら)

 ちらちらと犯人の影が見えるのだが、怖くなければ、サスペンスフルでもない。

 また、あれこれと伏線らしきものが貼られていながら、それが投げ出されたままで処理されてなかったり(後半に活かされていなかったり)する。たとえば、わざわざ服装を何度か替えさせたり(一度は犯人自ら忍び込んで着替えさせている)する割には、それが何か意味があったのか、結局不明のまま(私の見落としか?)。

 なぜだか分からないが密室に監禁された、という設定では『SOW』という傑作が、ほんの少し前に後悔されたばかりなので(といっても2004年の公開だけど)、何らかの目新しさがないと正直、かなり厳しい。
 もっともエリシャ・カスバートのような美女が、そういう状況に置かれているだけで魅力的な設定とも言えたりはするが、30分ドラマならばともかく、1時間半の映画としては弱い。

 後半もちょっと(かなり)展開が弱いがネタバレになるので省略。

 正直なところ『キリング・フィールド』を撮ったローランド・ジョフィ監督、『フォーン・ブース』のラリー・コーエンが脚本を書いた作品とは思えないできあがりなので、プロデューサーの再撮影・再編集指示は正しいと思うが、さてどうなるであろうか。

 ということで評価的には、大甘で☆二つなのだが、主演のエリシャが可愛く魅力的だったので、☆一つおまけ。


【あらすじ】
 トップモデルのジェニファーが眼を覚ますと、そこは分厚いコンクリートに囲まれた、窓一つない密室だった。暗闇と孤独が怖い彼女はパニックに陥るが、部屋に置かれたテレビモニターにが映し出した映像──自分の部屋と、イベント会場から誘拐されるシーンから、監禁された事実を知る。
 やがて1と記された鍵を手にしたジェニファーは、1の番号のふられたロッカーをあける。そこには犯人が用意した衣裳が入っていた。換気口から脱出をはかるが、そこには以前に監禁されていたとおぼしき女性の詰めが堕ちており、またチェーンソーが壁を突き破って出てきて、犯人の差し出した注射で再び眠らされてしまう。
 絶望に陥っていたジェニファーは、塗料の剥がれおちたガラスの壁の隙間から、隣人の青年、ゲリーを知る。彼も3日前に誘拐されてきたという。互いに励まし合うが、睡眠中に侵入してきた犯人によってガラス製の空間に閉じ込められ、落ちてくる砂で生き埋めにされかかるが、天井を破ってゲリーによって救出される。そのまま脱出を試みるが、二人はガスで眠らされて、ふたたび囚われの身となってしまう。
 その頃、ジェニファーの行方を二人の刑事が追っていた……。




キャプティビティ』 CAPTIVITY
【製作年】2007年、アメリカ・ロシア
【製作】マーク・ダモン
【配給】キュービカル・エンタテイメント
【監督】ローランド・ジョフィ
【脚本】ワリー・コーエン
【撮影】ダニエル・パール
【音楽】マルコ・ベルトラミ
【出演】エリシャ・カスバート(ジェニファー)、ダニエル・ジリス(ゲリー) ほか


公式サイト
http://www.captivity.jp/





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.06.01 15:52:58
コメント(2) | コメントを書く
[外国映画(アメリカ)] カテゴリの最新記事


カテゴリ

バックナンバー

・2024.04
・2024.03
・2024.02
・2024.01
・2023.12
・2023.11
・2023.10
・2023.09
・2023.08
・2023.07

© Rakuten Group, Inc.