空を飛んだ土竜
10月21日は月曜日。母の納骨の日だったが、月曜日ということで親戚を車で送る要因がいないのでワタシが片道1時間かけて迎えに行くことになった。渋滞が予想されるので朝6時に車を出発させたら、ガレージに黒い物体があった。「なんだ?」近づいてみると毛におおわれた15~20センチぐらいの生物だ!「ネズミか?」と思ったが。よく見ると「モグラ」だった。死んでいた。ウチの庭に住んでいたのだろうか??時間もないから放っておくかとも思ったが、ちょうど燃えるゴミの日だったので、ナイロン袋を手袋にしてどん兵衛のカップ2つでサンドして袋に入れてごみ置き場に出してきた。やれやれ時間がない!とっとと出発だと思ったら、車のリアのハッチのガラスが汚れている。それがちょうど今葬ったモグラのサイズと同じ大きさの汚れだった・・・そうか!このモグラは空から落ちて来たのだ!前にも書いたがこの辺りにはサギの巣があって我が愛車はたびたびサギの糞の攻撃をうけていた。つまりこういう事だろうと推理する。サギが近くの川の土手でモグラを捕まえて、巣に運ぶ途中に落としたのだう・・・それが我が愛車のリアハッチのガラスに落下したということだろう。しかし何故??前日は自宅にお寺さんにきてもらって「四十九日」の法要を行った。線香の煙でモグラをくわえたサギがむせて落としたのか?それとも母への供物なのだろうか?いずれにしても10月21日は母の納骨の前にモグラを葬ったという変わったお話でした。