プチプチと口で弾ける食感と、濃厚な旨みはキャビア以上と話すのは、フランス料理の三國シェフ。私は、居酒屋でカジカの子の醤油漬けが出るとイクラ並にテンションが上がります。
かじかの子 134円(137g)
イクラの醤油漬けよりも、かなーりお安い!
しかも、美味しい!
私の魚卵順位(現時点)
1位 カジカの子
2位 イクラ
3位 たらこ
4位 ししゃもの子
5位 カレイの子
6位 蟹の内子・外子
7位 たこまんま(タコの子)
8位 とびっこ
9位 キャビア
10位 数の子

■トゲカジカ[棘鰍]
地方名:ナベコワシ、マカジカ、オキカジカ、ヤリカジカ
カジカ科/全長30~50cm
「海のフォアグラ」は鍋をも壊すおいしさ
海道産カジカ類のなかで最も大型で全長30~50cmほどになりますが、特に大きなものは70cm、体重10kg近くになります。
通常は50~300mの沖合いのやや深みに生息し、12~2月頃に産卵のため沿岸の浅みに移動します。大きな口から連想されるとおり貪食で、さまざまな魚類、貝類を食べて成長します。
カジカ類のなかでは最も美味といわれ高価。身が締まる冬が旬で、特にオレンジ色の肝臓は海のフォアグラとも呼ばれ、その肝臓をすりつぶし身と一緒にあえた「ともあえ」は絶品の味わい。地方名の「ナベコワシ」は、カジカ汁のあまりのおいしさに鍋をつつきすぎて、ついには鍋を壊してしまうという意味をもちます。
■ケムシカジカ[毛虫鰍]
地方名:トウベツカジカ、トンベツカジカ、カワムキカジカ
ケムシカジカ科/全長約40cm
見た目以上のおいしさと、見た目通りの歯ごたえ
体は太く短く、頭部の背面に多くのこぶ状の隆起があります。皮膚の張りは弱くたるんでおり、その表面はいぼ状突起に覆われざらざらしています。
水深50~200mの海底付近に生息し、冬(10~11月)になると産卵のために浅海域に移動します。交尾をしますが、卵は海水中に産み出されて初めて受精がなされ、受精後約100日で孵化します。
産卵期が旬とされ、汁ものにして食べるのが美味。白身の淡泊な味はいろいろな料理で活躍します。大粒の卵のしょうゆ漬けは歯ごたえがあって珍味とされています。
●「この情報は北海道のオープンデータを利用しています」
【ふるさと納税】味付いくら、かじかの子、甘えび浜漬 3-014-004
