2011年4月の出来事(渋田川・防災関連)
東日本大震災が発生後1ヶ月が経過しました。震災地にも桜の季節が訪れ本格的な春が訪れようとしています。道路整備が進みガソリンの供給不足も解消しつつあり、JR東北線も21日には全線運転再開の見込みが立ちました。15日には南三陸町の一部で停電が解消し電灯が灯り、震災地の子供達が笑顔で「明けない夜はない」を歌っていました。大震災の残した傷跡は深いですが復興への力強い槌音が聞こえます。今回の大震災で被災された方々を私なりに応援したいと考え横浜の両親の住んでいた家を役立てることを思い立ちました。インターネットでいろいろ調べた結果NPO法人アースデイマネー・アソシエーションが主催する(http://www.earthdaymoney.org/) 被災者一時家庭滞在プログラム「ホープステイ」を見つけ(http://hopestay.net/)3月25日、被災者ホームステイをするための登録を済ませました。私は年金生活者で自分の年齢も考え、受け入れ期間は1ヶ月とし受入人数3人、8帖和室と2帖の縁側を提供することにしました。ホープステイには4/15現在4208件の受け入れ家庭の登録があり外国からのものもあるそうですがマッチング件数は2件です。被災者は現地の仮設住宅や現地に近い集団避難施設の希望が多く同じ被災体験をした新潟県の施設にはかなり行っているようです。東電福島原子力発電所の放射能漏れ事故に対しては4月11日、政府は新たに5市町村を計画的避難区域に指定し原子力安全委員会は事故発生後20日以上たった4月12日になって国際評価をレベル5からレベル7にしたと発表しました。東電・委員会・政府は放射能量の発表や避難区域の設定はしましたがその後の具体的な対応が一向に見えません。(15日一時見舞金を発表)日本は広島や長崎で原爆の投下を受け多大の苦しみを味わいました。アメリカやフランスは洋上で水爆実験をし大量の放射能をばらまきました。これらから比較すると今回の放射能の影響は遙かに少ないと思います。今回起きた放射能漏れ事故に対し現状をしっかり把握した上でこれをいかに早く納めるか確実に取り組んで欲しいと思います。まずは発電所の放射能漏れ箇所を徹底的につきとめ、これを防止し周辺の風や雨水の影響により発生した放射能レベルの高い所は表土を掻き集め深く埋め、農地は深耕し、空気や水の浄化に努めます。この地区の農業・牧畜・漁業は見合わせるのではなく応援して継続させ、とれた農作物やこうなご等水産物は政府が責任を持って買い上げ放射能レベルの高い物は適切に処分することで拡散を防止します。避難区域が早く減っていくことに全力をあげて取り組み、こうすることが避難区域住民を元気づけることになると思います。4/11 サクラさんと平塚市北部にある渋田川桜堤を訪れました。(http://hanami.walkerplus.com/detail/S1428.html)平日の午前中で人出も少なく桜は8分咲き、連翹も咲いていました。渋田川の川辺の緑地で桜を楽しむ人々も見かけました。渋田川に平行して流れる用水両側の桜は特に見事でした。花見後は有機野菜を使う料理の「ひな野」で昼食を摂りました。(http://www.hinano-net.jp/index.html)かなり待ってバイキング形式のランチをいただきました。この日はシルバーデーで私は500円安く飲食できラッキーでした。帰る途中でユキヤナギ、クリスマスローズ、芝桜を見かけました。横浜の父母が住んでいた家は昭和40年代の木造建築で頻繁に起こる地震に備え徹底的な耐震対策をしました。2階の書斎は机とプリンターを置いてある台はネジでくっつけ両端を柱と固定された棚板に金具を使いビス留めしました。また塩ビコーティングされた鉄棒を渡して固定しこれに電気スタンド、パソコン、プリンターを針金で留めました。書棚とこの上に乗せた1個15kgあるスピーカーボックスは天井に太い横木を渡し、全てを金具を使いビスで固定、金具は茶色のマジックインキで着色、カーテンで目隠しをしました。1階居間の飾り棚は後ろの板壁にビスや金具を使いしっかり固定棚上に置いたあったスピーカーボックスや置き時計は自転車用のゴムロープを使い板壁に弾力固定しテレビとテレビ台、和室のテレビもゴムロープによる固定をしました。蛍光灯付き懐中電灯、手回し発電機付きLEDライトも設置しました。今回の工事に使った工具と金具の一部を並べ写真に撮ってみました。下は計画停電に備えた車のバッテリーを用いた非常電源装置です。充電は前に使用していたノートパソコンのACアダプターを使い直列に24Wの車用ランプを接続、充電時はこれが点灯します。直流12Vのバッテリー電圧はインバーターにより100V交流に変換車のシガーライターで使う出力が80Wと150Wのものを用意しました。丸形蛍光灯スタンド他消費電力の少ない普通電気製品が使えます。