|
テーマ:お勧めの本(7668)
カテゴリ:土産
![]() 北海道の温泉文化、旅行文化を地道に支え、一部固定ファンに超人気の不定期刊行物「北海道いい旅研究室」。言うまでもなく「勝手に北海道旅行遺産」に早くから登録されている、道内旅行の影のバイブルだ。 残念ながらアブラタラバの推定では、道内では扱い書店が多いものの、発行部数が多くないことと、ファンが早期に買ってしまうので書店ではお目にかかったことがないのだ。うまい具合に発行直後に行かないと、おそらく買うことはできない...かも知れない。 アブラタラバ自身も鯉川温泉旅館で見せて頂いたものの、道南の名湯「銀婚湯」のお土産品コーナーで最後の在庫品をなんとか購入できたのだ。 ![]() 表紙をめくると「時代遅れでも全然かまわないよ」の文字。循環の温泉や画一的サービスを否定し、ひたすら地道に正しい温泉と頑張っている旅館、旅の楽しみを追求する想いがこめられた言葉なのだ。 ![]() CONTENTSと書かれた目次も無論カラーではない。度々登場するアザラシは、発行者さんなのだ。そして記事はというと ![]() これは濁川温泉・神泉館の「露天風呂が寒い」という理由で、地元常連さん(お年寄り)が利用しないことに関する記事だ。アブラタラバ立寄り時も、当然の如く貸切であった。 ![]() 今号の一押し、「汽車旅に出よう」だ。モノクロ21ページ、カラー5ページで、思わず汽車旅に出たくなるのだ。 ![]() 「駅から徒歩15分以内の温泉&湯宿」特集に登場する東大沼の流山温泉。キャンプ場からも比較的近く、この濁り湯と斬新なデザインはアブラタラバもお気に入りだ。 ![]() 「わが宿の一品おすすめ主義」はオールカラーだ。養老牛温泉「湯宿だいいち」は家庭料理風の朝食バイキングが有名(手作りジャムだけで6種類もあったのだ)だが、朝食時と帰りに貰える「餡ころ餅」は道産の白鳥もち米と道産小豆のつぶ餡。いつまでも柔らかく、なかなかいい食事場所にたどり着けなかったアブラタラバには、涙が出るほどおいしい餡ころ餅であった。 ![]() 先程の「湯宿だいいち」と並んで、「勝手に北海道旅館遺産」にも登録している「銀婚湯」のおすすめの一品は笑顔だ。もちろん、宿泊者専用の貸切温泉や料理もお勧めだが、右側の2代目の爽やかな応対は、新たな銀婚湯ファンを増やすに違いない。 ![]() BEST30でもなく、BEST50でもない「いい旅読者がおほめする宿BEST39」特集だ。1位は上の湯温泉「銀婚湯」、2位は虎杖浜温泉「民宿500マイル」、3位はニセコ昆布温泉「鯉川温泉旅館」、4位屈斜路湖の三香温泉、5位糠平温泉「山湖荘」とトップファイブは木造建築で家族経営(銀婚湯の奥は鉄筋)だ。大温泉ホテルがないのも、この本と読者の旅に対する想いがでているのだ。 ![]() 北海道いい旅裁判。新幹線の熱烈誘致とふるさと銀河線を廃線した道とJRに対する読者の是非を問う。アブラタラバは新幹線など旅では乗ったことがない。鈍行が好きだ。 この他に部屋に内風呂は必要かなどというのもあるのだ。 ![]() カニカニ倶楽部の読者人気のカニ特集。今回は毛蟹が王者だ。この他にくまくま倶楽部なんていう特集もあったのだ。2位のタラバは無論アブラタラバも含んだ数値だ。 ![]() そして有名な温泉教授・松田忠徳氏も寄稿している。このイラストはかなりデフォルトされた松田教授なのだ。 そして、何よりも< ![]() こばやし歯科医院が応援しているのだ! どうですか?アブラタラバの愛読書「北海道のいい旅研究室」。いい本でしょう? とりあえず、書店で予約しよう。札幌なら紀伊国屋書店や旭屋書店の札幌店、千歳は紀伊国屋書店で扱っています。(その他道内は多数) z○t○oさん、イメージわかりましたか? z○t○oさん て誰だという人はこっちだ。 by非公式「北海道いい旅研究室保存会」アブラタラバ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[土産] カテゴリの最新記事
|
|