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カテゴリ:チャリダーの壁
北海道を一周するだけなら、大きな困難はあまりないと以前に書いたのだが、まったくの平坦地というのもないので、ある程度の坂克服対策は必要だろう。
1000m級の峠を克服するのは、そう簡単ではないと思うのだけど、北海道1周ならつらいいのは数箇所だけだ。 実際のところ、それが1000m級の峠であっても斜度が低ければ、それほど困難ではない。北海道で最も標高の高い三国峠もつらいという記憶はない。 つらい箇所は斜度が高いか、強風の逆風や横風が吹くところだ。 日本の道路における平均斜度は3%だそうで、これは100m進むと3m上がるということだ。 ということは100m進むとジャイアント馬場さんなら1.5人... ![]() 目玉おやじなら30人分登るのだ。 斜度がきついのは知床横断道のウトロから知床峠。概算で7%程度だ。 コツは普段の走り方で会得できる。平地は一番重いギア比で走るのだ。 そして登りは回転数だけを維持することだ。坂に応じてどんどん軽いギアにする。駅伝などでピッチ走法にするのと同じなのだ。 自然に普段の走力がついてきて、登る力も強くなる。 もう一つの秘策は.... 絶対にチャリから降りないこと。休憩は全然構わないが、常識では歩く速度は登り道で遅ければ時速2kmでも普通だろうが、チャリなら時速2kmだとコケてしまう。 ということは、チャリで漕ぎ続ける限り、急坂でチャリを押して歩くより理論的には早くなるのだ。 最初のうちは膝がゲラゲラと爆笑するが、そのうちフフッという微笑になり、やがてケッと失笑程度になる....はずなんだけど。 個人的に北海道で実際に走った道の最大斜度の場所は、稚内森林公園キャンプ場への道ではないかと思う。もちろんこのキャンプ場で泊まる必要はなく、ライダーハウスや一般の宿泊施設があるが、ここの絶景は捨て難いのだ。 是非鍛えて、ここにチャレンジして欲しいなあ。ここが登れれば.... ![]() 知床峠は目の前だよ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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