墜落落下の応急処置【応急手当】大きな怪我につながりかねない高所作業中に転落してしまった場合の頭部打撲や骨折などの怪我に対する応急処置。 応急手当の優先順位として 1.救命 2.苦痛の軽減 3.悪化防止 の段階があります。 1の段階で人命に関わる場合は心肺蘇生法に移行します。そして命に別状がないと判断された場合に次の2の段階の苦痛の軽減を考えます。そこで骨折と判断された場合はその箇所を固定処置することを考えます。その後、悪化防止の処置を施して救急車の到着を待ちます。 高所から落下して足を骨折や打撲、捻挫等の負傷をした場合。当然、現場に常に三角巾があるとは限らない(そうでない場合が多い)ので、そのような時には代用できるものでの固定方法も同様です。 また出血がある場合の止血の方法やその順番。基本的には負傷者に痛みを与えない程度に布等で縛って止血をするのですが、例えば膝付近に出血がある場合は 1.傷口のすぐ上(心臓に近い側から固定) 2.傷口のすぐ下 3.さらに上部 4.さらに下部(傷口の上下を交互に) という順番で固定。 さらに高所からの転落等で頭部打撃による負傷の場合の応急手当。 1.声をかける(意識の有無を確認) 2.口の中の確認(嘔吐物の有無を確認) そして気道確保 3.呼吸の確認(5秒間) 4.人工呼吸(2回ゆっくり) 5.脈をはかる 6.心肺蘇生(心臓マッサージ) そして人工呼吸と心臓マッサージをくり返しながら救急車の到着を待つ。 ジャンル別一覧
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