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ブタ子の「ちょっと聞いてよ~!」

ブタ子の「ちょっと聞いてよ~!」

中国人との生活

まず、私はオーストラリアに行きたかった訳ではない。
本当はイギリス(ロンドン)に行きたかったんだけど
「ホームステイの文化があまり浸透していない(日本みたいな感じ?)から、1年待ちです」
って言われた。

え~!
今すぐ行きたいのにっ!

「アメリカ・カナダ・オーストラリア辺りならすぐ行けますよ」っと言われ、
アメリカは行った事あるし、カナダは雪のイメージで詰まらなそうだし、
まだ行った事のない南半球のオーストラリアを選んだ。
ま~、英語生活&長期滞在がメインだけど、観光もしたいからね。

たまたま派遣先がシドニー近郊の町に決定した。
町の公立小学校でステイ先は中国人(Luu)ファミリー。
え?中国人??
渡された資料によると、その一家は
「現地での生活が長いし子供達は現地生まれの現地育ち、英語で生活している」
っとのこと。

でも実際は、家では中国語だった。
家族の友達はもちろん中国人。
親戚の家にも良く行くので、私は学校以外で中国語の中国人の生活をしてしまった。
ご飯はもちろん中華。
端を使い白米にトリのスープにチンゲン菜の炒め物、っと言った感じ。

子供同士で話す時は英語が多く、親はあまり英語が得意じゃないようで
私との間に子供を通訳で入れる。
一度子供達に中国語で話すから、本当は何を言ってるんだろう?っと勘ぐってしまう。
必要最低限の事(注意や約束事)や、お金の事しか話さないから、だんだん嫌気が差して来た。
そして、ストレスから耳が片方聞こえなくなった!!

英語の生活がしたくて来たのに、学校に居る9~3時までしか英語使わないし
せっかく調子付いて来たと思ったら、家で中国語じゃ~、身に付いた物も落ちていく感じ。

学校は3時には終わるんだけど、帰っても楽しくないから6時くらいまで
教材の準備をしたり、本を読んだりピアノを弾いたり、
掃除のおじさん&おばさんと話したりして時間を潰した。
(↑ココでは生徒は掃除をしない!)

色々考えた結果、私は校長先生に頼んで学校新聞で英語の生活をしている家族で
私の受け入れてくれるところを募集して貰った。

ある日、5歳(幼稚園)の女の子(Christie)が「ママがうちにおいでっていってるよ」
っと声を掛けてきた。
生活の受入の募集と同時に、週末だけ一緒に過ごす募集もしてくれていたので
どっちだろう?っと分からなかった。
Christieじゃ話にならないので「ママにわたして」っとメモを持たせた。

Christie のママCathyは「いつ来てもイイし、いつまでいてもイイのよ」っと言ってくれた。
すぐにでも行きたかったけど、日本人的な義理みたいな、なんと言うか急に出て行く事が出来なかった。


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