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カテゴリ:演劇、芝居
舞台は入口、リビング、その上、書斎が半階ずつずれて配置され、モダンデザインのおしゃれな雰囲気。それが回り舞台に載って動く。それも正面を向かずに場面を切り替えて舞台を見せる巧みさ。裏の面には映像が写されるなど工夫がうまい。
物語は豊かになった夫婦と子どもの家族が、かつての借金や不正などに悩み、次第に崩れていき、夫にとっての可愛い女だったノラは自分を意識して、家を出ていくという、イプセンの『人形の家』をオーソドクスに作った。ノラが男の股間を撫でたり、パンクな格好で踊ったりするし、ラストの展開など多少の誇張と変化はあるが、それでもかっちり作った芝居という印象だった。 ノラを演じた女性も熱演だったが、夫の友人の医師や脇役がいい雰囲気だった。ただもっと弾けているという期待は満たされなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月13日 13時24分20秒
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