|
カテゴリ:ダンス、舞踏
藤井公の弟子として一世を風靡したダンサーの8年振りのステージということで期待した。ソロではなく教え子たちとともに踊る。女性たちもキャリアが長く、テクニックがかなりあるダンサーもいたが、やはり柳下のテクニックと存在感が圧倒的。五十半ばと聞くが、それでこれほど体が動くとは、というほど軽妙で華麗。できればソロで踊ってほしいという思いが高まった。
舞台は円形に幕が徐々に上がり、縛られた女たちが登場するなど美的なものを求めていたが、その人形振りやダンス、構成自体は新しさを感じなかった。背景の照明がセットのように風景を作り巧みで素晴らしい。しかし生で弾かれるピアノはスタジオレッスンレベルと、差が目立った。少し孤高のともいえる雰囲気の柳下には、ぜひ静かなソロをお願いしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月13日 13時22分13秒
コメント(0) | コメントを書く
[ダンス、舞踏] カテゴリの最新記事
|
|