義理と人情と心意気と・・・ときどき てきと～に

夏休みも終わりに近づき、まだ全員は揃いませんが、

休んでいた子も復帰し始め、また新しい仲間も加わり始め、にぎやかになってきました＾＾

はい、変なかお～　と言ったらこうなりました（－－）

反応うすっ　・・・りょうた、ねずみ男みたいになってます(笑)

そして、可愛い幼児達が、も少し大きくなると・・・・・こんなしかめっ面になります。

（1部では、稽古の都合上撮れませんでしたｍ（－－）ｍ）

いや、いいんです。　男は年をとるにつれ、顔にその人間が出るもんです。

そう考えると、奥のゆうまなんか、もう悟りの境地です(－－)　ち～ん

はい、蹴込みでスットプ！　　時代の寵児eco太郎、プルプルと足が下がっていきます＾＾

こら～足さげんな～（－０－）

今日の2部の上のクラスは、知らない子にも新しい型を教えました。　覚えたかな？

ちなみに今日の1部では、夏休み明け？一発目のシメです(－－メ)

夏休みに入る前までは出来ていたのに、返事の反応がすっかり鈍くなり、

分かったか？といわなければ返事が出ない。

特に上の帯の子達の反応があまりにも悪く・・・

こら～！！先輩が見本を見せられなくてどうすんだ～

先輩が手本を見せなくちゃ後輩にも言えないし、やらんだろうが。

白帯に戻って、挨拶からやり直して来い～（－－♯)

年くってるだけ、帯が上なだけの先輩は、先輩とは言わん。　

ただ、たまたま先に生まれたってだけだ（－－）

と、言うわけで、少々きつめに締めました。

やはり対子供に限らずかもしれませんが、最初が肝心です。

特に子供達は大人を見るプロです。

全部見透かすので、こちらはいい加減な応対は出来ませんし、

真剣に子供達のことを考えればこそ、敢えて厳しくします。

もちろん、誉めることも忘れませんが、誉めるだけでは人間は育ちません。

なぜなら、人生は長く、山もあれば谷もあるからです。

そんな中で、いちいちつまづいて、ちょっと叱られたられたくらいで、会社を辞めてみたり、

最近流行の親・兄弟を殺してみたりされたらたまりません。

逆に言えば、厳しい環境が人間を育てます。　

苦労は誰も好んでしたくありませんが、でもそれが人間を成長させます。

だからこそ、『若いうちの苦労は買ってでもしろ』という言葉があります。

その中で挫折や、苦労、何かを乗り越えたときの達成感や、仲間の大切さ、

周りに支えられていることによる、感謝の気持ち・・・などを知ることが出来ます。

すでに私なんかよりも社会経験を多く積まれている、ご父母の方々は

特にお分かりだと思いますが、絶対に人間は1人では生きていけないし、

社会に出ればより競争も厳しくなっていきます。

そこは、蹴落とされるかもしれないし、自ら這い上がる力がなくてはいけない。

いまだにテストの成績を非公開にしてみたり、競争をなくそうというアホな教え方も

あるようですが、競争社会は現在の社会のシステム上、当たり前。

その競争力を奪ってしまうような教育は、確実にダメ人間を排出するための手段であると思います。

それに、本来子供達は競争が大好きです。

それがテストやその種類によっては、落ち込む子もいるのかも知れませんが、それが現実です。

それを飲み込んで、自ら処理をする作業が出来る『心』『理性』という回路も必要。

話が長くなりましたが、、、、私達は道場において、『今、現在』を見て指導はしていません。

『未来』、将来的に子供達が大きくなって、社会に出たときに通用する、

また可愛がられる、周囲を動かせる、多くの影響を与えられる人間作りが

最終的な我々の目的であり、そんな人材育成をすることが理念です。

ですから、今の勝ち負けや、昇段・級も大切ですが、

『空手が強かろうが、弱かろうが、、、、

気が強かろうが、弱かろうが、、、、、

個性の強い子だろうが、、、、、　長い目で見て上げて下さい』

という理由がそこにあります。

これは別に空手でなく、野球でもサッカーでも、なんでも良いのですが、

特に武道にはよそでは教育できないものが多くあります。

ただ、何でもやるのであれば、1つでも良いから、長く続けてもらいたい・・・

長く続けられるものを持って貰いたいということです。

まあ武道をやりゃあ誰でもピシッとなるのかといえば、悲惨な大人も多くいるので、

一概にそうではないのですが、その辺はまた今度。

そんなわけで久々に話が長くなりましたが、

新しくご入会のご父母の方々もいらっしゃいますので、どうかご理解頂きたいと存じます。

だからといって、むやみやたらに理不尽に

厳しくなることはありません、、、締め時だな（－☆）というときだけです。

宜しくお願い致しますm(－－)m