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カテゴリ:キャリア
■部長ならできます★―――――――――――――――――――――――――― わっはっは。 思わず笑ってしまいました。 確かに、私の周囲にも、自分のスキルや能力、強みと弱みが分析できている人というのは、意外と少数派なのかもと思える時があります。特に、会社に新卒入社して現在に至る、みたいな人(私もその一人ですが)。 そうすると、「部長ならできます」「課長ができます」みたいな回答になるのかもしれませんね。 本書の続きでは、 ★―――――――――――――――――――――――――― 私の知る限りですが、これは日本に限ったことではないように思います。 もちろん、本書の著者に比べれば、私の知っている範囲なんてたかが知れてますが。 ■部長をするというスキルでは、部長をするというスキルは何なのかというと、本書にあるような 「社内でのコンセンサス形成に気を使う」 というのが、実際結構大きいと考えています。 ただし、なぜコンセンサス形成が重要なのかというと 部門の将来、会社の将来に必要なプロジェクトを作り出すこと が部長としての最重要事項だからです。 では、それに必要なスキルは何でしょうか? それらがどのように組み合わせられて、上記のような行動ができるでしょうか。 ■役職が上がるほど見えにくくなるスキルなかなか、上記のような質問には答えにくいものです。 平社員ですらわかりにくいところはあるのですが、役職が上がって、リーダシップやマネジメントとか言われ始めると、どんどんスキルが何なのかがわかりにくくなります。 それは、一つ一つのスキルの及ぼす影響が小さくなって、多数のスキルの連動させて、有機的につなげていくことが重要になるからです。 そのためにも、普段から自分の成功体験や失敗経験、それの要因をちゃんと把握する行動をすることが大切になります。このトレーニングは平社員の頃から積んででいないと、職位が上がるほど成功・失敗がわかりにくくなるので、やれなくなってしまいます。 今からその基礎トレーニングをしておきましょう。 ここで紹介した、「45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本」にはこんなことが書いてあります。 ★―――――――――――――――――――――――――― 本記事を読んでいる方は、部長以上の方は少ないでしょうが、是非いまからこういう訓練を積んでいきましょう。 ■参考図書 『45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本』
●本書を引用した記事 成功の秘訣 成功者のストーリ 45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本 会議にパワーポイントをむやみに使うな 1年未満の転職はキャリア上マイナスになる 部長ならできます 選択肢を多くしておく 失敗談を酒の席で聞きなさい 45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本 ヘッドハンターを信用してはいけない ●このテーマの関連図書
■同じテーマの記事●ロバート・フェルドマンのビジネスマンに読んでほしい本2著名エコノミストのロバート・フェルドマン氏が薦める本のご紹介。簡単にフェルドマン氏について。アメリカ合衆国テネシー州オーク・リッジ出身。東欧ユダヤ系。1970年にAFSの交換留学生として初来日。愛知県名古屋市の南山高等学校にて学ぶ。イェール大学(経済学・日本研究学士)を経て、マサチューセッツ工科大学において経済学博士を取得。野村総合研究所、日本銀行で研究業務、その後国際通貨基..●ロバート・フェルドマンのビジネスマンに読んでほしい本1著名エコノミストのロバート・フェルドマン氏が薦める本のご紹介。簡単にフェルドマン氏について。アメリカ合衆国テネシー州オーク・リッジ出身。東欧ユダヤ系。1970年にAFSの交換留学生として初来日。愛知県名古屋市の南山高等学校にて学ぶ。イェール大学(経済学・日本研究学士)を経て、マサチューセッツ工科大学において経済学博士を取得。野村総合研究所、日本銀行で研究業務、その後国際通貨基..●いつ終わるのかを言う依頼した作業の期限が近づいてきたので進捗状況を聞いたときに「いまやってます」「これからやります」みたいに返事をされる時があります。……やってなかったんだね……まあ、やってなかったものは仕方がないとして、この返事はすごく不満。終りがあるものタスクだけでなく、仕事と言うもの全てには「終わり」があります。打ち合わせなどでも、××をやるということだけを決める場合はほとんど例外で、××をまでにやるというのが基本ですよね。「の件って今どうなってる..●上司にお願いする作業は分解してから渡す他の部門で、あまり自分の顔が売れてない(認知度が低い)時、何かをお願いしようとすれば、上司の名前を利用することになります。ようは上司に、名前と人脈を貸してください、とお願いする形になります。「××の案内のメールを発信してください」「関係者にトリガになる連絡を出してください」など。こういうときに、文面や宛先などを上司に考えてもらうのは、部下としてはちょっと気が利かないと言われてしまうかも。下書きを作る他人の名前で..●スケジュールで決済のためのバッファを設ける何かの稟議をとうすためには、上司やそのまた上司、さらにそのまた上司・・・に決済してもらうことが必要です。ところが総じてこうした役職が上に行くほど決済のための時間を取ってもらえなくなります。忙しいんです。本当に忙しくて決済印を押す時間もないかどうかは、そんなに偉くないので知りませんが…(^^;;私の専門である IT 関連でも、何かのシステムを導入するとなると何千万円なんて簡単に行ってしまいます。そうすると、重役や社長の決済が必要で、その方々に説明するだけの資..●引き継ぎをするサラリーマンは、だいたい期末や期初に業務や担当が変わったり、昇進昇格によって仕事内容が変わったりします。そのときに、以前その業務をやっていた人がいるはずですよね。あらたに仕事を作ったのではない限り。そういうときに、前任者からきちんと引き継ぎをしてもらってますか?実はわたしは引き継ぎをしてもらった経験があまりありません。知らない人が困っても痛くも痒くもない一番仕事で困るのは、「その前がどういう状態だったのか」がわから..お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.02.08 07:01:43
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