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カテゴリ:キャリア
★―――――――――――――――――――――――――― ちょっと共感したのでご紹介。 ここでのポイントは ・酒の席であること ・身近な人であること ・失敗談であること の3つ。 ●酒の席であること 酒の席なので、お互いにまじめに聞いてません。 新聞社に取材に来られるような方の話であれば、正座してメモを手に持って聞かないといけないですが、隣の先輩や直接上司といっぱい飲みながらなら気楽に聞けます。聞きたくなければ聞き流してしまってもいい。 そして、話す側もよっているので結構感情表現が豊かになります。身振り手振り、声の抑揚、時には声真似までしてくれます。 人間の記憶は、こういう抑揚やストーリー性に反応しやすいです。意外とそういう話は覚えてるんですね。とっさの与太話ていどならすぐに忘れちゃいますが。 詳細は忘れてしまうでしょうけど、あらすじは結構いつまでも覚えているものです。 ●身近な人であること これは強調するまでもありませんね。 身近な人であればあるほど、その人の置かれている状況などはよくわかりますので、理解がしやすいですし、自分にも起こりうると、主人公を自分に置き換えて話を聴きやすいです。 それと、自分とそれほどレベルが違わないので、「○○だとは思わなかった?」などと自分の意見を挟みやすいです。経団連の会長に「そんなことやるなんて、バッカじゃね?」とはいえませんね。 ●失敗談であること 成功談は、聞く側からすると、つまらないです。 やっぱり、人の失敗は蜜の味ですね。 ■記憶するために記録する私は時々、一緒に飲みに行って面白い話を聞けたら、自宅に帰ってから PC の日誌にその話を記録するようにしてます(「時々」ですが)。 そうすると、普通の日誌のように、 ・課題はなにか ・どのようにすればよかったのか ・なぜ当初の想定と違ったのか などの分析ができます。「あ〜、面白かった」ではもったいない これをちゃんと文字にすることで、自分の体験と同等に自分を成長させることが出来ると思ってます。 ■失敗談を話すように仕向ける酒の席や、一緒にどこかに出張に行く時など、他の人とゆっくり時間をとることが出来るようなときには、なるべくその人の話を聞くようにします。大したテクニックがあるわけではなく 「なにかおもしろい話ない?」 「そ〜いや、この前のヤツ、どうなった?」 「この頃どうよ?」 「ふむふむ、それで、それで!?」(「それで」を2回繰り返すのがミソ) 「他には?」 を繰り返しているだけです。いわゆるオープンクエスチョンというやつですね。 こう言われると、相手は何か言わないといけなくなるので(話のボールが相手に行く)、意外といろんなことを話してくれます。 ■参考図書 『45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本』
●本書を引用した記事 成功の秘訣 成功者のストーリ 45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本 会議にパワーポイントをむやみに使うな 1年未満の転職はキャリア上マイナスになる 部長ならできます 選択肢を多くしておく 失敗談を酒の席で聞きなさい 45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本 ヘッドハンターを信用してはいけない ●このテーマの関連図書
■同じテーマの記事●引き継ぎをするサラリーマンは、だいたい期末や期初に業務や担当が変わったり、昇進昇格によって仕事内容が変わったりします。そのときに、以前その業務をやっていた人がいるはずですよね。あらたに仕事を作ったのではない限り。そういうときに、前任者からきちんと引き継ぎをしてもらってますか?実はわたしは引き継ぎをしてもらった経験があまりありません。知らない人が困っても痛くも痒くもない一番仕事で困るのは、「その前がどういう状態だったのか」がわから..●上達のコツは続けること、続けるコツは続けることこのサラヒン〜サラリーマンの仕事のヒントを始めてからなんと5年が過ぎました。その間、シゴトコンパス〜サラリーマンの仕事の羅針盤を始めたり、メルマガを始めたりと、我ながらよく続いたなぁ、と思ってしまいます。以前は自己評価では「3日坊主」だと思っていたのですが、驚いたことに、ほぼ毎日記事を書くことができています。※公開作業は平日にはやれないので、土日にまとめて5記事をアップする方法を取ってますが。案外、やってみればできるのかも、ですね。続けるコツもちろん、10年..●若いアタマを維持する2この記事は比較的若い人を対象にしていますので、あまり加齢ということについて触れてきませんでしたが、40台、50台になっても、アイディアや柔軟性というものは必要です(というか、逆にそのくらいの歳になって硬直すれば昇進は止まります)。精神年齢と肉体年齢と実年齢はそれぞれ別者です。実年齢はコントロール出来ないけど、精神年齢や肉体年齢はトレーニングでコントロールできるようになります。若い頃からアタマの柔軟性をトレーニングしていない人はやっぱりある程度の経験を積むと、「過去の経..●会話の技術:話が盛り下がっても頓着しない中途社員がはいってきたり、新人が配属されたり、あるいは配置転換があったりして、組織の構成員が変わると、たいていはまず「歓迎宴会でもしよっか」となります。上司があまり飲み会の場とかが好きではないと、こういうのが遠ざかりますが、まあ、どこの職場でも1年に数回は、職場の飲み会というのがあるのではないでしょうか。話が盛り下がる職場に気の合った人がいれば問題ないですが、新人と同席になった、上司と差し向かいになった、などとなると案外話が弾..●宴会の席では上司の隣りに座る部門やグループで飲みに行くことがありますよね。その時、どこに座りますか?通常は、職場で一番親しい人の近くに席を取るのではないかとおもいますが、ここはひとつちょっと気張って上司の隣りに座るようにしてはいかがでしょうか。『話しかけなくてもいい会話術』に書いてあったのですが、簡単に書くと話しかけられたい人の左隣りがいいそうです。..●数値評価のワナ日本でMBO(Management by objectives;目標による管理)が導入されてからずいぶんになります。でも、その結果日本の企業の業績が良くなったかというと、どうもそうではないように見えます。まぁ、イチサラリーマンが、MBOの仕組みについてどうこう言うつもりはありませんが。数値評価にはワナがあるあるとき私はクライアントの依頼で、急に膨れ上がった製..お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.02.13 07:12:06
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