ぞむぼると通信ブログ版

京都のミニシアターで「スーパー！」（2010年・アメリカ）を見ました。
この映画、「キック・アス」の中年版といった趣で
妻を麻薬の密売人に寝取られてしまった冴えない中年男が
夢で神の掲示を受け、スーパーヒーローになろうとするお話。
って書くと格好良さげなのですが
この主人公、とにかくドンくさいんで
悪人を倒すにも何度何度も鈍器で殴ったりして非常に痛々しかったり。
で、彼の正体を知ったコミックショップの女性店員が
押し掛けパートナーとして加わるのですが
彼女が更にダメダメで、全く手加減できなくて
放っといたら微罪でも相手を殺そうとする始末。
で、ふと我に返った主人公は
悪人を懲らしめるのに相手を傷つけるのが正しいのかと
葛藤したりするのですが、最後には暴力肯定しちゃう超展開。
色々釈然としないトコロもありますが
実際にスーパーヒーローやったらこうなりますよ。
ってのをマジで撮ってて意外と面白かったり。
ただ、パートナーの女の子が頭吹っ飛ばされて死んじゃうってのは
ちょっとショックが強すぎましたよぅ・・・・・OTL