2005/12/22(木)09:28
恩師へ・鬱の人達へ
鬱で入院していたのは昨年の12/23まで。
24日には半ば強引に退院してきました。
あれからもう一年経つんだなぁ。
だいぶ楽になったし…6年かかってやっとここまで来た。
まだ波はあるけど、感情のコントロールはだいぶ出来て来た。
でも、去年退院してから夏までの記憶があまりないの。
何度も病院に戻って先生に泣きながら話を聞いてもらったっけ。
先生は、いつもあたたかい。
手を差し延べるとだまってそっとにこやかに握ってくれて
私が「沼の暗い暗い底に沈んでしまいたい」
って言った時も
「たまには沈んでみるのもいい。でも、先生がひきあげてあげるからね」
って言ってくれた。
あたたかくて、一人じゃないって、心から信じられたんだ。
私が院内で未遂したときも、
傷を見て「先生も痛いよ。でも辛かったんだね。一緒に良くして行こう。焦る事ないからね」
って。責めたりなんかしなかった。
あの手は魔法の手。
先生に言った事がある。
「センセイの手は、魔法の手です。」
そしたらニコッと笑って『治してあげられるように魔法が使えたらいいね。』
ありがとうございます。
今まだ昔のようにはいかないけど、自分を取り戻すために頑張ります。
今なら頑張れます。
同じく悩み闘う人達に、
時間はかかってもきっと光が差すから、諦めないで欲しい。
何度未遂をしても傷を作っても、辛くても、
諦めないで。
これ以上頑張れとは言わないよ。
ただ、生きていて。
きっと光が差すから、
生きていて。それだけでいいんだから。