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小雨がつづく 窓越しに聴く雨と 心臓からこぼれる音の一滴一滴を確かめるように 微かな心の情動を紛らわせようと耳を研ぎ澄まさせた。 やっぱり ねむれないよ ただ眠っているような起きているような 浅き眠りが続いていった。 ・ ・ 今はそれ以上そのひとを追う勇気を持ち合わせてはいない。 僕のココロは脆弱だ、、、。 それでもココロの半分はもう一度抱きしめたい気持ちで いっぱいだった。 僕のこころはその真ん中でひどくゆれて 揺れて、、、。 エピローグ 彼女に触れたあのやわらかい感触は 幻のように 物語のように 本当は存在しなかったのかもしれない。 そして またいつもの日常が繰り返されて行く。 第一部 完 2002年 5月28日 初版 第一刷発行 著者 C2nao 発行所 RAKUTEN HIROBA お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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