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こひつじ的生活~羊毛フェルトで作る小さな世界

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直人さん、夏のツア… New! shower51さん

2007.08.25
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    夏の光


    今日から世界陸上をやっていますね。

    朝、マラソンを少し観ました。

    この夏休みに読んだ本、三浦しをん著「風が強く吹いている」は

    箱根駅伝を目指す大学生たちの群像小説です。

    

    高校時代、名ランナーとして活躍しながらも、タイム至上主義の陸上界に反発し    
    た走(かける)は、陸上界を離れ、東京の大学に進む。

    偶然、走の走る姿に遭遇し、魅了された4年生の灰二(ハイジ)は自分が住むボロア

    パートへ走を誘う。そこ、竹青荘には個性豊かな面々が集っていた。
   
    灰二の野望は、この竹青荘に住む陸上未経験者が大半の10人で、箱根駅伝を目指す

    こと・・・無名の大学の無謀な素人チームは果たして伝統の箱根駅伝に出場で

    きるのか?


    直球ストレートな青春小説で、最後まで一気に読ませます。

    ありがちな展開ですが、読んでいてしらけることも飽きることもありませんでした。

    運動音痴でとりわけ走ることが苦手な私は、学生時代の長距離走には苦しい思い出し
   
    かありませんが、この小説は、私もちょっと走ってみようかな・・?と思わせてくれ

    ます。

    走ることで自分自身の問題と対峙していくメンバーたち。

    「速く」走るのではなく「強く」走ること。

    読み終わった後は気持ちが清々しく昇華されました。

    以前、感想を書いた「階段途中のビッグノイズ」もそうですが、キャラが立つ登場人

    物たちと直球なストーリー展開は、小説というよりもマンガを読んでいるような感じ

    に近いものがあるので、普段本をあまり読まない人にもお勧めしたいですスマイル


    ・・・それにしても、箱根駅伝に出場するといういうことは、

    大変なことなんですね。毎年お正月の風物詩として何気なく見ていましたが、

    来年からは見方が変わりそうです。

    

 
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最終更新日  2007.08.25 23:29:16



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