生命保険の使い方
肝臓の件で病院に行った際、待合室で呼ばれるまで新聞を読んでいたんです。そしたら、見開き一面に外資系の生保会社の広告が載っていました。で、目に飛び込んできたのが、手術の度合いによって保険金が支払われるという項目でした。昨年、ばね指の手術をしたのですが、手術費用は驚くほど安かったんです。手術というと、どうしても高額な費用がかかると思いがちですが、ばね指はそうでもなかったわけです。僕の加入しているJA共済も同じだろうと、早速問い合わせてみました。すると、指先の手術は対象外だけれど、手のひらや甲は大丈夫ですよ、とのことでした。手術を受けるとき、保険のことは頭にあったのですが、費用が安かったのですっかり忘れていました。てっきりかかった費用が保険で支払われると思っていたものですから。これって、結構知らない人が多いんじゃないでしょうか。最近、大手損保会社の保険金不払いの記事を新聞で読みましたが、どういう場合に保険金が支払われるか、ちゃんと説明がされていないんでしょうね。僕の場合は、4年前に父親の積み立てた貯金を原資にして、僕の名前で契約させられました。ある日突然、帰宅するように言われ、帰ってみるとJAの方が来られてたんです。で、契約書を出され「では、ここにハンコを押してください。」と言われたんです。「?」と思い、説明を求めて初めてパンフレットで説明をされたんですが、確かにこんな感じでは、どういう場合に保険金が支払われるのかわからない人が多いのもうなずけます。生命保険というと、死亡、入院、通院というイメージがあるので、めったにない手術のことは知らない方が多いんじゃないかと思います。やはり内容をよく理解して、請求できるものはちゃんとしないといけませんね。生命保険というのは、家の次に高い買い物と言われますから、賢く使わないと。