哺乳瓶の健康被害
哺乳瓶を使っているママさんに読んで欲しくて、0歳のテーマに投稿します。うちでは「何となくイヤ(汚れ落ちが悪そう、煮沸しにくそう)」だったので、ほにゃを産むときに購入したのは、ほとんどがガラスの哺乳瓶です。1本だけ、お出かけ用にプラも買いましたが、ほとんど使わず。あとから購入した「マザーボトル」ばっかりでした。ミミはというと、完母だったため哺乳瓶は使わず。生後半年くらいで全部片付けました(笑)なので、我が家は該当品を使っていたとしても、使用頻度がかなり低い状態でした。そんな中、気になるニュースを見たので、今ミルク育児中のママさんにも見てもらいたくて、転載します。哺乳瓶のビスフェノールA、厚労省が健康影響評価を依頼 厚生労働省は8日、プラスチック製の哺乳(ほにゅう)瓶や缶詰の腐食防止材などに使われる化学物質ビスフェノールAについて、国の食品安全委員会に食品安全法に基づく食品健康影響評価を依頼した。 胎児と乳幼児の体に影響を及ぼす可能性が国内外の動物実験で示されたためで、必要があれば規制値の見直しも検討する。 国は1993年、毎日摂取しても問題ないとされるビスフェノールAの量を体重1キロ当たり0・05ミリ・グラムに設定した。 しかし、国立医薬品食品衛生研究所などの実験で、母ラットに妊娠後から離乳前日まで規制値の百分の一にあたる0・0005ミリ・グラムを毎日与えたところ、子ラットの発情期の周期に異常が見られた。 米国では今年6月、乳幼児の神経や行動への影響を懸念する報告書がまとまり、カナダはビスフェノールAを使った哺乳瓶の輸入販売を禁止する方針を決めた。ただ、国内では該当する哺乳瓶の流通は9%にとどまるうえ、欧米に多い調整乳の缶詰は流通していないとされる。 厚労省は「動物実験の結果であり、人間にそのまま当てはまるかどうか不明だが、対象が胎児や乳幼児なので評価を依頼した。成人への影響もないと考えられるが、妊婦は気をつけてほしい」と話している。(2008年7月8日20時09分 読売新聞)まぁね、以前の規制値を見直すことはよいと思うんです。でも、TVのニュースなどでその情報を聞いた方が「プラ哺乳瓶は使用禁止」と誤解している場合もあるようで、説明不足を感じるんですよね。以下、厚生労働省HP抜粋Q8 ポリカーボネート製のほ乳びんを使用していますが、問題ないですか。ポリカーボネート製のほ乳びんは、一部ですが、国内で販売されています。国内で市販されているポリカーボネート製ほ乳びんについては、ビスフェノールAの溶出の実態調査において、その定量限界(0.0005ppm)で測定できるか否かの程度の溶出しか認められなかったと報告されています。一方、長時間での使用を考えた過酷な条件では、これを上回る量のビスフェノールAが溶出した事例がありますが、いずれにしても、それらの実態は現行の規格値(2.5ppm)をはるかに下回るものと思われます。厚生労働省としては、食品からのビスフェノールAの摂取が健康に及ぼす影響について、現在、食品安全委員会に食品健康影響評価を依頼しています。それらの結果、健康への影響が指摘されれば、新たな対策を検討することとしております。授乳期中の工夫として、他の材質(ガラス製など)のほ乳びんを使用することも選択肢のひとつと考えられます。また現在、ポリカーボネート製のほ乳瓶をお持ちの方は、製品の取扱説明書に記載されている使用上の注意、例えば、過度の加熱を避けること、経年の使用で表面に細かい傷がついていたり、白濁したものは新しいものに取り替えるようにすることなどをきちんと守って使用するように心がけてください。お手許にあるほ乳瓶の材質がポリカーボネートかどうか不明の場合には、販売元等にお問い合わせ下さい。なお、諸外国をみても、現時点において、一般消費者にポリカーボネート製ほ乳びんの使用の中止を求めている国はありません。(カナダ政府は、ポリカーボネート製ほ乳びんの輸入及び販売等を禁止することについて、パブリックコメントを募集しましたが、既に使用されているものについて使用中止までは求めていません。)ニュースで、現時点において使われているであろうプラ哺乳瓶の、ビスフェノールA溶出量が規定値をはるかに下回っているって説明が、さーーーっぱりなんですよ。環境ホルモン(ホルムアルデヒド)のときもそう思ったのですが、一方的に「危険!危険!」って騒いで、現状での対処方法を説明しないんです。消費者を闇雲に不安がらせているだけに感じるのは、私の気にしすぎでしょうか…。話はそれましたが、今、プラ哺乳瓶(ポリカーボネート)を使っている方は、メーカーHPなどで素材をもう一度確認し該当品ならば、劣化しているなら今後の使用を中止するとか、新しいものなら使用方法に順じた使い方をするなどの措置を取ればよいと思います。ピジョン説明 PDFです チュチュベビー説明