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珈琲たいむ 楽天館

珈琲たいむ 楽天館

第一章 広大な国アメリカ

まず、その広大さにびっくりさせられました。
道路は何車線もあり、映画でしかみたこともないような大きなアメ車が走っています。
今ではTVなどで紹介されることも多くなり、そうびっくりすることもないとは思いますが、
当時の日本のしかも一地方都市”熊本”からやってきた学生の目には全てが新鮮で、驚きの連続だったのです。

旅行期間中の移動には”グレイハウンド”という長距離用のバスを使うのですが、これにまずびっくりでした。
今でこそ日本でも走っている長距離バスですが、当時の私たちには、バスにトイレがついているというだけで驚きだったのです。
20時間以上の乗車時間をかんがえればしごくもっともなことですが、飛行機のようにおなかにバッゲージをのせて走るバスは、未来の乗り物のようにも見えました。
ただ、途中ちゃんと休憩もあるので、車内のトイレを使うことはほとんどなかったように覚えています。
ひとつには安全のためになるべく運転席にちかいところに固まって乗っていたため、後ろのほうにいくのがちょっと勇気がいったこともあったかも?
トイレの話は、またのちほどするとして、バスのトイレがやたらくさいことがあってそのときは、閉口しました。
ちなみに、現在はやはり安全確保の面で外国人の旅行者がこの長距離用のバスをつかうことはまれだそうです。

最初のバス旅行は、サンフランシスコからカリフォルニアの州都サクラメントを経由してネバダ州に入り、ロッキー山脈を越え、ユタ州のソルトレイクシティまでです。
バスに揺られること20時間、思ったほど心配する事もなく、隣にすわったアメリカ人やイギリス人と友達になったり・・・
なかには、日本人ということで積極的に声をかけてくれたり・・と面白い旅でした。
ネバダ州では、スロットマシンも経験!
西部劇のような・・・なんにもない荒野をただひたすら走っているときには、まわりにはなんにもないし、ほんとに一本の道路がどこまでも続いているそんな景色に
某タイヤメーカーのCMを思い出していました。


img-509175739-0001.jpg



そのときです!

外を見ていた私は、はるか向こうに列車の姿らしきものをみつけました。
線路は道路と平行に走っているらしく、まもなく視界にはいってきたときに目を疑いました!
うとうとしていた友達をたたき起こすと、

「ちょっとみてん!すごかよ!」

「はぁ~?なんね?」

目をあけた友達も驚きで口をあけています。

列車は、私たちのバスの横を通り過ぎていきます。
ところが。。。その列車・・・・いつまでたっても、最後尾がみえないのです!
とっくに先頭車両はとおりすぎたというのにまだ続いています(・_・?)ハテ?
こっちのバスも時速100K以上くらいではしっているはずだから、すごい!
その時は驚きで車両数をかぞえわすれましたが、後でであった別の列車をかぞえたところ
何と150両以上?だったんです。
「これを日本にもってきたら、小さな駅と駅の間なんてふさがっちゃうね」・・・なんて思ってしまいました。
ほんとにアメリカならでは光景です!
道路も、ハワイに行かれた方はご存知かもしれませんが、街に近づくと片側6車線とか8車線ですから、ほんとにびっくりです。

そして、ココはやっぱり「アメリカ」なんだと実感させられたのは・・・”家”の大きさ!
もちろん、ホームステイ先のお宅が割りと裕福なところが多かったせいもあるかもしれませんが、地下室付、プール付、全館冷暖房付・・・・のオンパレード!
車庫は電動で開け閉めでき、車の中からリモコンで操作します。
もちろん、どこの馬の骨ともわからぬ日本人の女のコ達のために、ちゃんとベッドルームを用意してあったのはいうまでもなく、なかには、地下室に本格的なホームバーがある家や地図をわたされた家(迷子になるから・・・^^;)、リビングルームはゆうに20畳・・・いやもっとあったかもしれない・・・はあるような家、
各プライベートルームにはバスルームがついている家・・などなど・・・・
プールサイドにはまるでホテルのプールのようにパラソル付のテーブルがおかれ、
滑り台までついています・・・
まるで、映画のワンシーンをみているようなお宅もありました。
買い物は、まとめて大きなショッピングセンターにいきます。
山のようにかごに入れ、支払いはクレジットカード。
アイスクリームなんて業務用じゃないかとおもうくらいの大きないれものごと買います。
こっちでいうホームパーティ用の何倍もある大きなものです。
冷蔵庫もどでかいもので、家庭用の冷蔵庫の倍はありましたね。
洗濯機も大きく、たいていは地下にあります。
運動靴からいれちゃうのはびっくりでした。^^;
ほんとに日本ではかんがえられないような生活がそこにはあったのです!
ただ、お風呂ですが、よく映画等でみる泡のお風呂。。。あれってうそです。^^;
うそということはないけど、たずねたら、みなから笑われましたよぉー(爆爆)
あれは映画の中だけなんですって!^^;

日本人のことをアメリカ人は知らないなんて憤慨しますが、私たちだって・・映画の中の生活=アメリカ人の生活だと思ってませんか?
行って。。。見てみないとわからないことたくさんありますね


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