*ニソロを見上げ、モシリに立つ*

2007/11/05(月)23:37

【食の雑感】湖底に沈んだ酒、阿寒湖の取り組み。

雑感(5)

阿寒の湖底に日本酒800本、熟成1年「カムイの眠り」 国の特別天然記念物・マリモが生育する阿寒湖で28日、日本酒800本を湖底に沈め、熟成させる作業が行われた。阿寒湖観光の振興策の一環で、NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構(大西雅之理事長)が企画した。  日本酒は釧路の地酒「福司」を使い、マリモを模した緑色で丸形の特注の陶器を使っている。「カムイの眠り 金の滴」(吟醸)と「カムイの眠り 銀の滴」(純米酒)と名付けられ、それぞれ400本ずつを用意した。  アイヌのエカシ(長老)が酒造りの成功を祈願した後、日本酒を詰めたステンレス製のタンクをダイバー2人が遊覧船の桟橋近くの水深約6メートルの湖底に沈めた。約1年寝かされた日本酒のうち500本は、来年10月5日に引き揚げられ、阿寒湖畔のみやげ店などで販売される。 釧路の地酒メーカーの福司が取り組み、海底に酒を沈めて熟成させて販売した「海底力」。それを今度は阿寒でもやろうとしている。イオマンテの祭りの大幅規模拡大や様々な取り組みを始めた大西氏は阿寒の未来をどう変えて行くのか気になります。今後も目が離せないでしょう。是非一口飲んでみたい。因みに阿寒の百年かけて湧き出る「阿寒湖百年水」はその酒に使用していないのか?

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